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黄金週間は読書週間

ゴールデンウィーク中はあまりお出掛けもせず、
こどもたちもそれぞれ楽しんだようで、家に来ることもなく、
それはそれは静かな連休だったので、
なにが捗ったかというと、やはり読書なんですね。

GW中に読み終えた本、手を付けて今も読んでる最中の本など、
ここでまとめて書いておきます。


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『大沼ワルツ』 谷村志穂

連休前から読んでいたのは「大沼ワルツ」でした。

戦争が始まるところから始まり、戦後高度成長期まで、お話は続きます。
東京で知り合い淡い恋ごごろを抱いた男女が、戦争を挟み再会し、
北海道大沼で結婚し、やがて大家族となってゆく。
実話をもとにして書かれたこの小説は、北海道大沼地区が観光地として開かれてゆく様子や
そこで生きてゆく人たちの生活の営みが、情緒豊かに綴られています。
こういう小説が「売れすじの本」とならないのは、とても残念。
地元びいきを引いても、「いい小説ですよ」とアピールしたくなる一冊でした。


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『望み』 雫井脩介

図書館から借りたミステリー本の一冊目は一日半で読めました。

行方不明の高校生の息子は殺人事件の被害者か加害者なのか・・・

子どもが被害者であっても加害者であったとしても、
その家族にとっては「絶望」しかない。
読むほうも「苦悩」を抱え一気読みです。
最後に、わずかに救いようのある展開にガチガチに凝った肩がラクになりました。


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『イノセントデイズ』 早見和真

ミステリー2冊目は時間がかかりました。
ミステリー疲れの症状です。

主人公は、確定死刑囚の女性。
こちらは最後まで、一滴の救いようがないように感じました。

「ひとりの男だけが味方でありつづける」と本の帯にあるけれど、
この男性の存在感の薄さが、キーマンらしくないかな~と。。


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『罪の声』 塩田武士

ミステリー3冊目は、今だ読んでる最中ですけど、面白いです。

前の2作と違って、社会派ミステリージャンルと言いましょうか、
昭和最大の未解決事件の「グリコ森永事件」をモチーフにしてます。

未解決事件特集記事を書くため取材を進める記者と、
自分の家族がその事件に係わったのではないかと疑念を持つ男性が
どこかで合致するはず!
そこまでまだ読めてないのよ~💦

2016年の国内ミステリーベスト10で1位となったこの本、
中盤からラストが圧巻らしいです。

でも、表紙が怖くて、カバーしないとちょっと無理💦


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『つれづれノート №31』 銀色夏生
~心をまっさらに、さらし期~


ミステリーの合間に、お口直しに読むにはうってつけです。

この本とのお付き合いも、もう20年以上です。

私生活をさらし続ける銀色さん。
フツーの生活の中に、時々ニョキニョキと詩人の感性が表れます。
今回は自分という手ぬぐいを何度も水にさらしているらしい。。

この世界観は長年の読者にしか面白味が解りかねるかも。

なのでオススメはしないです(^^;




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by ukico32744 | 2017-05-10 17:26 | ある日の読書 | Comments(6)
Commented by M at 2017-05-11 12:50 x
ukicoさんは、読書家ですね。
いつも本を読まれていますね。
私は、仕事柄、写真集とか画集とか観る本が多いです。
学生の時の方が読書してました。
夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、武者小路実篤など。

この紹介されている中で、読んで見たいのが、大沼ワルツですね。
函館の大沼の実際の話となると、興味があります!
ところで、稚内にも大沼がります。
シベリアから白鳥が越冬しに来るんです。
水鳥や野鳥も飛来しますよ!
Commented by ukico32744 at 2017-05-11 15:39
> Mさん、
若い時は読書に縁がなくて、遊んでばかりでした(^^;
Mさんこそ、すごい読書家ではないですか!
漱石、太宰、芥川龍之介…
難解な純文学は、ワタシにはもうお手上げのジャンルです。
あの又吉くんの「火花」でさえ、「わからない~」の世界でした(笑)
写真集、画集を静かに観るMさん、想像力掻き立てられますね。
きっとステキに違いないです。
「大沼ワルツ」は温かでちょっとほろ苦い家族小説でした。
悪い人が出て来ないのです。この小説には。。
大事件勃発はないですが、小さな家族から大家族となる時間過程の折々なことが
心に沁みました。
稚内にも大沼があるとは!この歳で初めて知りました~。
白鳥渡来の時期には、利尻富士も映り込み、フォトジェニックな場所になるみたいですね。



Commented by corotomo at 2017-05-11 17:16
こんにちは
ukicoさん、様々なジャンルのものを読まれてますよね。
若い頃は、ひたすら読むことが好きだったので、
あらゆるジャンルを読んでたんですが・・・
最近は、好きな作家さんのものが中心ですね。
それと、以前読んだものを本棚から出して読んでみたり。

谷村志穂さんは、10年くらい前かな、
飛田和緒さんと一緒に書かれたエッセイ風なものを読んで、
北海道の人だ~と興味がわき(笑)、少しだけ。
北海道が舞台になってるものがいくつかあるでしょう。
谷村さんのブログも読んでるんですが、
面白くておしゃれで、気になる人です。

そして、銀色さん!!
3月に出たつれづれ、読まれましたね。
↑この世界観は長年の読者にしか・・・
そうですよね~~わかります。
私も、つれづれの1冊目から読んでますが、
これほど長年読み続けてるのに、人にはオススメしないのね(笑)

途中、読者が離れていくんじゃないか??という感じになりながら、
また面白くなってきたな。
カーカなんて赤ちゃんの頃から知ってるので、
大人になったねぇとシミジミしたり。
さくちゃんの、何を考えてるかわからない感じも、
銀色さんに似てるのかなと・・・

お相手も何人か登場されてるけど、
私は最初のむーちゃんがどうされてるか気になります。
途中、飼われた犬のその後とかもね~

こんなに長年、一人の生活??のようなものを読んでると、
「読みもの」として面白いとかじゃなく、
宮崎のうちのことから何から、
あれはどうなったのかな??と気になって、
また次を読むという感じですね。

うーん、つれづれの話はキリがないです~
Commented by ukico32744 at 2017-05-11 18:07
> corotomoさん、
「つれづれノート」のことでお話できる人はあまりいないのですが、
corotomoさん同様、カーカが赤ちゃんのことから知ってますから、
corotomoさんとは、コアなお話ができそうです(笑)
銀色さんの「つれづれ」は、若かりし頃、育児ストレスのはけ口として、大いに
楽しませてもらいました。もう次の号が出るのが待ちくたびれる感じで。。(笑)
長年読んでると、もう親戚一族になった感がありますね。
いっときお兄さんのセッセも書いてましたよね。
あの方の自虐的なエッセーも好きでした。
むーちゃん、どうしてるのかしら?
もうあまり銀色さんと関わりを持ちたくないのかも💦
イカチンは、時々登場。さくちゃんのことが可愛いのよね。
ワンコは「マロン」でしたっけ。宮崎のお家で飼ってましたよね~。

「大沼ワルツ」は北海道新聞の書評を読んで、すぐ図書館予約をしました。
谷村志穂さんご本人は、テレビや雑誌などでお馴染みですが、作品を読んだのは
実は初めてです。
北海道のスケールの大きさは、物語も壮大感を帯びますね。
いい小説でした(^-^)
Commented by miqu_7cd at 2017-05-14 05:00
谷村志穂さんは好きな作家さんですが、「大沼ワルツ」読んでいません。
是非読んでみたくなりました。
紹介して頂いてありがとうございます!
早速図書館に申し込みます。
Commented by ukico32744 at 2017-05-14 12:27
> mizukiさん、
谷村志穂さんの小説、読まれてるのですね。
ワタシは道新で紹介された記事を読んで、すぐ図書館に予約しましたが、
道新効果か、手にするまでけっこう待ちました。
いい小説は派手な広告がなくても、じわじわと反響が広がりますね。
この小説を読んで、谷村さんのものをもっと読んでみたいと思ってます。
コメントありがとうございました(^-^)


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