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ある日の読書『にじいろガーデン』

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にじいろガーデン  小川 糸


逃げるように駆け落ちをした女性二人には、男の子と女の子、二人の子供がいた。

落ち着いた先は緑豊かな村。
二人はここを「マチュピチュ村」と名付け、二人の家にレインボーフラッグをかける。

レインボーフラッグは、性的少数派を象徴する旗なのだ。

四人家族の小さな王国のような家庭が、マチュピチュ村で少しずつ受け入れられるようになり、
やがて小さな王国は、人が集まるゲストハウスになった。





哀しいほどピュアな四人家族である。

四人それぞれに幸せになってほしいな、と願いつつ、
そうならないのかも。。とも思いながら読んでいた。

ピュアすぎて幸せになれないことって、あるのだと思う。

四章に分かれてる、この小説の最後の章は
「エピローグ、じゃなくて、これから」

家族がバラバラになっても、存在を感じ絆を信じ、強く生きていこう!
というメッセージが盛り盛り溢れていて、
糸さんらしいエンディングである。





ナイーブな題材を、糸さん風に、ファンタジーでくるんで仕上げた小説でした。


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by ukico32744 | 2017-07-04 15:55 | ある日の読書 | Trackback | Comments(6)
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Commented by downhill50 at 2017-07-04 17:21
ukicoさん こんにちは。
すごい偶然です。今回の旅のお伴は、みをつくし料理帖とにじいろガーデン
でした。鈍い私は、最後の章で、そういうことだったんだと腑に落ちました。

ukicoさんのブログの最後の一行、この作品のすべてを語ってますね。
さすがです。
Commented by ukico32744 at 2017-07-04 21:08
> downhillさん、
それは偶然でしたね~。
「ツバキ文具店」を読んでから、小川糸さんがマイブームな感じです。
重い題材ではあったけれど、糸さんの力量で軽く読めました。
飛行機の中って、本をじっくり読めますよね。
ワタシ、寝るか本読んでるか、どっちかです(^^;


Commented by ejichan555 at 2017-07-04 21:20
こんばんは。
小川糸さんの本を紹介されるとクラクラきます。
中旬になったら落ち着くので、前向きに思考中です。
ありがと。
Commented by ukico32744 at 2017-07-04 21:33
> エジちゃんさん、
男性で小川糸さんファンは、貴重な存在です(笑)
時間が出来たら読んでみてください。
ワタシ的には、「ツバキ文具店」がやっぱりダントツで良かったと思いました。




Commented by momoseke at 2017-07-06 19:44
何々?
これは普通のカップルのお話では
ないのね。女性が女性を好きな
そんなお二人のお話なのね〜
いまどきのお話って感じするわぁ
Commented by ukico32744 at 2017-07-06 21:19
> モモセさん、
LGBTの女性カップルのお話ですよ。
さっきヤフーニュースで見たけど、どこかの議員さんもLGBTをカミングアウトしたらしい
です。
社会的にだんだん認知されてきてますね。
「いまどき」ですね(^-^)

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