2016年 08月 30日 ( 1 )

ある日の読書『彼女に関する十二章』

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中島京子さんの新作「彼女に関する十二章」。
人気作家の新作だけに シュワッチ!と図書館予約を入れるものの、
つわものどもが我先にと シュワッチ!と予約してるため 若干の出遅れ💦
待つこと数か月で やっとアタシのところへやって来た!


まず、主人公聖子さん(主婦50才)と夫の関係性が良好だという前提で始まる。
なぜ良好かというと 2人の会話が とてもぴょんぴょん弾んでいるからだ。
2人とも お互いの話に「聞く耳」を持ってるってこと、
仲良しの大前提なんだな~と、今さら気付く(笑)

その聖子さんの一人息子は ほとんど家庭内会話を放棄している大学院生。
その彼女も、息子以上の無口ときた。
聖子さんは この二人を前にして途方に暮れる。。
しかし 若い二人の間には なにかしっかりとした「絆」があるようだ。

この二組、似た者同士ということなんでしょうね。
 

聖子さんの周りに起こる出来事は いちいち驚くことばかり。


ミドルエイジ世代、人生の先輩!みたいな顔してるけど、
日々の出来事には いちいち「ビックリしたー」の初期反応。(笑)
喜怒哀楽が互い違いにダイビング。
そんな感じで 実は 中身は 威張れるほど大人になってないのだ💦



ほっこり感を醸し出しつつ ストーリーは進んでいくけれど、
実は60年前のある作家が書いたエッセー、
「女性に関する十二章」と連動して お話は語られていく。
(そのへんのところは いろいろな方が 書評で書いてらっしゃる)


ただの「主婦物語」にならないところが さすが‼

中島さんに またしてやられた~。




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by ukico32744 | 2016-08-30 18:07 | ある日の読書 | Comments(2)