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2016年 11月 24日

ある日の読書『アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと』

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久しぶり(そうでもない?)の読書記録です。

『アフロ記者が記者として書いてきたこと。
退職したからこそ書けたこと』

稲垣えみ子 著


このアフロヘアの女性、テレビで一回くらい見たことはないですか?

ふざけたヘアですが、ご本人は元朝日新聞大阪社会部のデスク、
その後、論説委員室へ異動となり「社説」担当となる、バリバリ花形新聞記者さんだったのです。

2016年1月に朝日新聞を退社し、フリーというか、
なにも肩書のない「ただのアフロの人」になったのですが、
それはもう、世間やマスコミが放ってはおかないわけです。

惜し気もなく大企業を辞めた稲垣さん。

どうして辞めたのか?

本には このように書いています。

得ること拡大することばかりを考えて生きてきました。
でも、平均寿命の半分を過ぎたころから、来たるべき死に向かい、閉じてゆくこと、
手放すことを身につけねばと思うようになりました。
大変なギアチェンジです。



原発事故が起きる前から、超節電生活を始め、
ついには冷蔵庫、洗濯機をも手放し、お宅にある電化製品はラジオ、パソコン、ケータイ、電灯のみ。

そんな節電生活ぶりと、華々しい経歴とアフロの外見が相まって、注目度が高い人です。




人生は案外と小さな偶然に翻弄され転がって行くものです。
自分の意志でコントロールできることなど、たかが知れているのかもしれません。

ほんとにそう思う。。

しかし転がった結果が吉と出るか凶と出るかはわからない。
現実はそううまくはいきません。
人に出来ることは、与えられた運命と場所で、ただ瞬間瞬間に全力を尽くすだけなのかもしれません。

まったくだ。。



稲垣さんの口調は決して強くないけれど、淡々と穏やかに、そして直球で語る姿は
やはり「あなた只者ではないですよね」のオーラで光っている。

”ただの人”になりたかった稲垣さんだけど、やっぱりこういう人は
”フツー”枠から飛び出してしまうのね、

これが稲垣さんに与えられた運命なのだと思う。




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by ukico32744 | 2016-11-24 20:00 | ある日の読書 | Comments(10)