2017年 05月 10日 ( 1 )

黄金週間は読書週間

ゴールデンウィーク中はあまりお出掛けもせず、
こどもたちもそれぞれ楽しんだようで、家に来ることもなく、
それはそれは静かな連休だったので、
なにが捗ったかというと、やはり読書なんですね。

GW中に読み終えた本、手を付けて今も読んでる最中の本など、
ここでまとめて書いておきます。


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『大沼ワルツ』 谷村志穂

連休前から読んでいたのは「大沼ワルツ」でした。

戦争が始まるところから始まり、戦後高度成長期まで、お話は続きます。
東京で知り合い淡い恋ごごろを抱いた男女が、戦争を挟み再会し、
北海道大沼で結婚し、やがて大家族となってゆく。
実話をもとにして書かれたこの小説は、北海道大沼地区が観光地として開かれてゆく様子や
そこで生きてゆく人たちの生活の営みが、情緒豊かに綴られています。
こういう小説が「売れすじの本」とならないのは、とても残念。
地元びいきを引いても、「いい小説ですよ」とアピールしたくなる一冊でした。


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『望み』 雫井脩介

図書館から借りたミステリー本の一冊目は一日半で読めました。

行方不明の高校生の息子は殺人事件の被害者か加害者なのか・・・

子どもが被害者であっても加害者であったとしても、
その家族にとっては「絶望」しかない。
読むほうも「苦悩」を抱え一気読みです。
最後に、わずかに救いようのある展開にガチガチに凝った肩がラクになりました。


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『イノセントデイズ』 早見和真

ミステリー2冊目は時間がかかりました。
ミステリー疲れの症状です。

主人公は、確定死刑囚の女性。
こちらは最後まで、一滴の救いようがないように感じました。

「ひとりの男だけが味方でありつづける」と本の帯にあるけれど、
この男性の存在感の薄さが、キーマンらしくないかな~と。。


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『罪の声』 塩田武士

ミステリー3冊目は、今だ読んでる最中ですけど、面白いです。

前の2作と違って、社会派ミステリージャンルと言いましょうか、
昭和最大の未解決事件の「グリコ森永事件」をモチーフにしてます。

未解決事件特集記事を書くため取材を進める記者と、
自分の家族がその事件に係わったのではないかと疑念を持つ男性が
どこかで合致するはず!
そこまでまだ読めてないのよ~💦

2016年の国内ミステリーベスト10で1位となったこの本、
中盤からラストが圧巻らしいです。

でも、表紙が怖くて、カバーしないとちょっと無理💦


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『つれづれノート №31』 銀色夏生
~心をまっさらに、さらし期~


ミステリーの合間に、お口直しに読むにはうってつけです。

この本とのお付き合いも、もう20年以上です。

私生活をさらし続ける銀色さん。
フツーの生活の中に、時々ニョキニョキと詩人の感性が表れます。
今回は自分という手ぬぐいを何度も水にさらしているらしい。。

この世界観は長年の読者にしか面白味が解りかねるかも。

なのでオススメはしないです(^^;




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by ukico32744 | 2017-05-10 17:26 | ある日の読書 | Comments(6)