2017年 07月 21日 ( 1 )

ある日の読書『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』

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わたしたちは銀のフォークと薬を手にして  島本理生




独身時代に、美味しく楽しく食事できる相手って、貴重な存在だと思う。

ましてやそれが異性であったなら、それも独身同志であったなら、
恋愛関係になって当然と言えるかな。



主人公知世にも、そんな人がいる。
仕事で知り合った、けっこう年上のバツイチの椎名さん。

やがて恋人になり、その延長線で結婚への流れは、ごく自然な成り行きなのだけど、
彼はいつ発症するかわからない、爆弾を抱えていたのだ。

この小説、アラサーの恋愛模様と一言で語ってしまうほど、軽い小説ではないのでした。



小説は知世のほか、知世の友達「まな」と「ますみ」、
そして、知世の妹の専業主婦の「知夏」の三人のショートストーリーも交え、展開していきます。

かけがえのない恋人や、有能なビジネススキル。安定した家庭。

傍から見ると、不自由のない彼女たちが、
心の中の不協和音に苦しんでいたりする。

未来予想図のピースが1つ2つ足りなくて、描くことができない彼女たち。

知世はひたむきに真剣に、足りないピースを模索し、椎名さんとの関係の結論を出す。



小説のタイトルは意味不明であったけど、
これまたピースがキレイにはまって、小説を読み終えるころに、コクリと呑み込める。

各章のサブタイトルのつけかたも、ちょっと変わってて可愛いし、
女子が好きそうな小説ね。




島本理生さんの代表作「ナラタージュ」、
今秋、とうとう映画になりますね。

かつての教え子と高校教師の、不滅の恋愛小説です。

有村架純と松本潤で。。

まつじゅんに異議あり!
(まつじゅんファンのかたゴメンナサイ)

そこは高橋一生でしょ!?
(あくまでも個人的見解ですから💦)










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by ukico32744 | 2017-07-21 16:57 | ある日の読書 | Trackback | Comments(10)