カテゴリ:ある日の映画( 42 )

ある日の映画『海よりもまだ深く』

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是枝監督が企画、原作、脚本、監督のすべてを手掛けたこの作品
だから、どこを切り取っても 金太郎飴のように
是枝さん「らしさ」を感じる映画だった。

破天荒な息子(阿部寛)は 破天荒だけに滑稽な部分が多々あるけれど
ごくごく普通に真面目に暮らしてる母(樹木希林)はじめ
娘(小林聡美)、嫁(真木よう子)も
ちょっと笑いたくなるような何かを持っている。

可笑しさの裏に 切なさが隠れているのだ。 
だから笑いたいような 泣きたいような そんな場面がたくさんあって困った。。

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希林さんのしみじみとした余韻が広がる演技が
何たってこの映画の軸だわ!と思った。















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by ukico32744 | 2016-05-28 22:14 | ある日の映画 | Trackback | Comments(2)

ある日の映画『あん』

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念願かなって 映画「あん」を観ることができたー‼
しかも 作者ドリアン助川さんの講演付き。
待った甲斐があったというものだ。

意外にも日・仏・独の合同作という映画『あん』
こころの琴線に触れるものは 万国共通で 映画に国境はないんだわーと思う。。

ドリアン助川氏は 世間の片隅に追いやられているハンセン病の元患者の方々が
座布団一枚分ほどの居場所でも 楽になれるような小説を書こうと
星がきらめく夜空に誓い 10年越し、10回ほどの書き直しで完成させたという。

映画作りに於いても 河瀨直美監督と主演の樹木希林さんに直談判し、
完成映画はといえば 世界中からのスタンディングオベーション!
映画『あん』を引っ提げて 世界を股にかけて行脚中のドリアン氏、
新刊本の宣伝も もちろん忘れない(笑)


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新刊本『あなたという国 ニューヨーク・サン・ソウル』
アタシは素早く図書館で借りて読破済み。

日本人男性と韓国女性の 繊細なラブストーリー仕立てなこの小説、
ドリアン氏はヘイトスピーチに カウンターパンチをくらわせようと書いた一冊と語っていた。
優しい文章の中に そういうものが含まれてたのか~。。
「あん」と同様 ストーリーに込める意味は深い。。






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by ukico32744 | 2016-03-14 21:21 | ある日の映画 | Trackback | Comments(6)

ある日の映画『キャロル』

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きのう 映画『キャロル』を見終わり 外へ出ると大粒の綿雪が紙吹雪のように舞っていた。
今、自分が立ってるところは 3月サッポロの暮れてゆく街中だ。
映画の中の一場面と重なるようなシチュエーションに 小さく感嘆符。
「おぉ....!」
『キャロル』は1950年代のニューヨーク。もうすぐクリスマスの街角から物語は始まる。

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美しい二人(ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラ)の「視線演技」がスゴイ!
この魅惑の世界感にどっぷり浸ってしまうと 酔っぱらうほど(笑)
ぼお~っ...となったアタマで 外に出ると街はあんな☝感じで
『キャロル』ワールドから抜け出せずに 季節外れのXmasを見たような気になったのだ(*_*;













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by ukico32744 | 2016-03-11 21:30 | ある日の映画 | Trackback | Comments(4)

ある日の映画「オデッセイ」

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久しぶりの映画は「オデッセイ」
火星に一人取り残される 宇宙飛行士のサバイバル物語
ギリギリの手に汗握る救出作戦が この映画の見どころなのかしら、と思いきや
生き抜くために知恵と知識をフルに使って 
超が付くほどポジティブなサバイバルライフから目が離せない。 
空気も水もないとこで ジャガイモ植えて育てようとするような
奇想天外だけど 案外理にかなってるとことか。。
もう、このままジャガイモ作りながら 4年後に迎えにくるまで生き抜いちゃって!
なんて、おもしろサバイバルの続きを観ていたかったりして。。(笑)
ちなみに主人公の彼(マット・デイモン)は植物学者の設定でして。。
マット・デイモンもゴツゴツのポテト顔で可愛らしいよね♪




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by ukico32744 | 2016-03-06 21:30 | ある日の映画 | Trackback | Comments(4)

ある日の映画「犬に名前をつける日」

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先週観た映画
『犬に名前をつける日』

ここ2週間くらいで父の容態がぐぐぐっと低下し
介助の手数も増え ほっとけない状態になりました。
仕事後は親の住むサ高住へ。。
その分自分時間も少なくなる中 それでも何か気晴らしを求めていました。
仕事が休みの日 衝動的に映画をぱぱっと観て帰ってきました。
それがこれ。

犬好きか?と問われればそうでもないかも。。
いえ、この映画は「犬好き」な方には切なすぎるので
あえて 観ないかたもいるでしょう。。
アタシは「小林聡美好き」なので この映画をチョイスしたけれど
いろいろ考えさせられる映画でしたワ。。

ドキュメンタリー映画といってもいいくらいですが
実は小林さんはドキュメンタリー映画を撮る女性監督の設定で
ドキュメンタリー映像の中でドラマを演じてます。

「演じる」ことの立ち振る舞いがごく自然で
ドキュメンタリーの中に溶け込んでいて
それでいて 深刻な映像に「潤い」のスパイス効かせる人。。

器の大きさを感じました。

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身内が病気だと そっちに気を取られてばかりで
パワーもそっち方面で消耗してしまいます💦 
blogも滞ることもあると思いますが
ボチボチ続けていきますので
時々覗いてみてくださいませ(^^;






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by ukico32744 | 2015-11-22 21:28 | ある日の映画 | Trackback | Comments(4)

「海炭市叙景」にギブアップの日

父が入院してる病院のお隣に市の文化ホールがあり 文化ホールの中には図書館があり その図書館の2階には AVサロンがある。

週1で何らかの映画を上映しており 9月上映のテーマは 「~心の行方~」

新しい映画ではないけれど、無料で観られる 市民サービスなのだ。




仕事後 父の様子を見に病院へ。

その後その足で AVサロンへという 効率良い動きをする。



今日の上映は「海炭市叙景」という2010年の映画である。

函館出身で90年に自ら命を絶った小説家 佐藤泰史が書いたもの。

といえば 去年話題になり 「そこのみにて光り輝く」の まさに前部作にあたるような映画だ。

「そこのみ~」がとても胸に響く映画だったので、「海炭市叙景」もとても興味があった。

よし! 観に行こう‼



しかし かなり心がドヨヨヨ~ンとしてしまい いたたまれなくなって途中で退散。

こういう「ドヨヨヨ~ンな映画」は 心が健全な時でないと観られない。。というのが分かった。

心が弱っている時には その映画の暗い部分に 自分の心も吸い込まれていくような感じがする。



今、心がフツーか?といえば 若干弱っちいのだ。。

ラスト1時間 いつか観るので、今日は帰ります。。。( 一一)



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文化ホールエントランスの花に癒され 心が少し和む。。







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by ukico32744 | 2015-09-16 18:30 | ある日の映画 | Trackback | Comments(6)

海街の鎌倉まで。。

アタシ今日はお休みにつき ちょっとそこまでの鎌倉へ行ってきました。

二時間ちょっとの短い旅だったけれど 鎌倉の四季の移り変わり じっくり堪能して帰ってきました。

旅のナビゲーターは 鎌倉の古民家に住む四姉妹。

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今年なかなか鎌倉へ行けそうもないアタシには この映画 嬉しいものでした。。



一年に渡り丁寧に四季を撮影したそうで 紫陽花の時期は去年6月16、23日に撮影したものとか。。

去年の6月23日はアタシは鎌倉にいて 足が棒になるくらい山道や海際を歩いてたんだ。。

去年アタシがいた鎌倉が映る。。‼ アタシが映ってるわけはないけれど。。(笑)

去年の鎌倉の空気感とか じわ~と思いだしたりして 自分を映像の中に放り込んだりしちゃうわけです。。

そんな変な感動があった映画でした。。(笑)


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アタシのmy鎌倉文庫。 マンガからちょっと難しい本までいろいろ。。


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すずのボーイフレンド「風太」役が 漫才コンビ「まえだまえだ」の」弟くんっていうのがアタシのツボ!

そのまんま中学生ってとこが。。

まえだくんは映画「奇跡」でも好演してたし もう立派な是枝組の一員って感じね。

すずちゃんは かわいいけれど ちょっと大人びたすずちゃんだったな。。
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by ukico32744 | 2015-06-22 18:45 | ある日の映画 | Trackback | Comments(2)

駆け込み東慶寺

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今日オットと観に行った映画 駆け込み女と駆け出し男。

夫婦50割引き大いに活用したいと思うわけです。

だって二人でいつでも2200円。

50才過ぎてイヤダイヤダと思う日が多い中 50代バンザイ!って思うのはこんな時(笑)



この映画 アタシにはちょいと思い入れがありまして。。

井上ひさし氏の遺作となった「東慶寺花だより」が原作である。 

東慶寺といえば今は鎌倉の花のお寺として有名だけど その昔江戸時代には 離婚を望んで必死の覚悟で女性が駆け込んだという 嘘のようだけど本当にあった「駆け込み寺」なのだ。

鎌倉好きのアタシはもう何度も東慶寺には通ったけれど 今は昔・・・で そんなことが実際にあったお寺とは微塵も感じられない 花と癒しのお寺なのだ。

映画は鎌倉では撮影していないようだけど お寺への石段は鎌倉石か?と見えたり 江戸から逃げてくる夜道などは 鎌倉の切通しではないかとおもったほどに 程よく鎌倉感は出ていたのである。

欲を言うなら もっともっと”鎌倉感”を醸し出してほしかったナ。



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「東慶寺花だより」はアタシにとって大切な本のひとつ。


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お寺でいただける「花ごよみ」。
紫陽花のベストシーズンはもうすぐ。



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            (2012年6月撮影)

東慶寺の湿った岩肌に咲くイワタバコもそろそろ咲くころ。
鎌倉の隠れたリトルスター♪
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by ukico32744 | 2015-05-30 19:13 | ある日の映画 | Trackback | Comments(0)

アタシと彼女の偶然のセオリー



明日から崩れる天気も 今日一日は晴れマークのお出掛け日和だ。

そして本日は映画レディースデー。

パートの仕事が決まって 近々スーパーのお仕事デビューするアタシが 好き勝手の気分しだいにお出掛けできるのも 今日が最後かもしれないと 早々に家事をやっつけて札幌に出て行ったのである。


札幌に着き 映画館までの途中、デパート内をショートカットしてると お友達に呼び止められた。

「まぁ! 偶然! どこ行くの~?」とお互いに。。

そしてお互い映画を観に行くところだったのだ。

映画館も違うし観る映画も違うのだけど 映画好きの彼女は 上映時間がしっかり頭に入ってるらしく、アタシの映画は この時間だともう始まってるというのだ。

「うっそー!? ちゃんと時間調べてきたし・・」とスマホ出して調べたら 彼女の言う通りだ。

彼女がこれから観に行くのを一緒にどう?と誘われたけど もう観たい映画モードに入っていたため 2時間半ほど待ち 次のを観ることにする。

まだ時間あるからと 1時間ほどドトールでお茶を付きあってもらった。

何故かバックの中に文庫本放り込んできたのは これを予感してのことか。。

ゆっくり本を読んで 幸せな時間を過ごす。。

そのお友達とは 思わぬとこで バッタリ出くわすことが今までにも数回あった。

札幌ドームのトイレでバッタリとか 旅先でもホントに偶然会ったことがあったのだ。。

とか 本を読んだり考え事したりで あっという間に映画の時間だー??


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                 博士と彼女のセオリー


ホーキング博士と妻のジェーンの物語だ。

ALSという難病を患うも 強い愛で結ばれ結婚した二人。

発病後も何とかという論文で世界的に有名となり 活躍は知れ渡るところだ。

愛だけではどうしようもない心の葛藤部分がよく描かれているのが ただのラブストーリーで終わらないところだ。

今はお互い違う伴侶を持ちながらも 尊重しあう二人。

二時間半待って観た甲斐があったというものです。


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海外では「THE THEORY of   EVERYTHING」というタイトル

ポスター 絶対日本版がステキ。
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by ukico32744 | 2015-04-02 20:49 | ある日の映画 | Trackback | Comments(0)

カンバーバッチがいい!~イミテーション・ゲーム~

きのうは我が町⇔札幌間を2往復。

午前の早い時間に母を連れて。。
母の古いお友達が札幌に来てるという。
そりゃ、会いたかろうに。。
遠慮しないで。連れてくから。。


夕方はいそいそと自分の用事で出かける。
花キン(花の金曜日のこと。いまや死語かも)ですもの。
専業主婦にも たまぁに花の週末がやってくる(笑)



一回目と二回目の札幌行きの間に モーニング料金で観た映画は

「イミテーション・ゲーム/ エニグマと天才数学者の秘密」

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(画像お借りしました)

第二次世界大戦時のドイツ軍の暗号機「エニグマ」の暗号解読に成功した イギリスの数学者アラン・チューリングの実話を映画化したものだ。

暗号の解読が成功したために 戦争が2年は早く終結し 1000万人もの命が救われただろうという。

そんな大偉業をなした人だけれど アラン・チューリングのことは 50年間もイギリスの軍事機密になっていた。

それは なぜ?!




ぐいぐい引き込まれていって とっても面白く観れた。

主演のベネディクト・カンバーバッチは 一度見たら忘れない顔だちをしてる。

いい意味で心に残る顔だ。

違う作品のカンバーバッチも観てみたいと思った。
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by ukico32744 | 2015-03-28 18:30 | ある日の映画 | Trackback | Comments(0)