カテゴリ:ある日の読書( 74 )

ある日の読書『本日はお日柄もよく』

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本日はお日柄もよく  原田マハ


スピーチライターという職業があるらしいです。
結婚式、入社式、選挙、国会。。いろいろな場面でのスピーチの原稿を書き上げる仕事。
いわば、言葉のプロフェッショナル‼

ひょんなことから、伝説のスピーチライターに見込まれ、彼女の下で修業することになったOL「こと葉」のお話です。

スピーチライターの初の大仕事は、衆議院選挙に立候補することになった幼馴染の所信表明演説で、
読み進んでいって驚いたのは、その選挙区は神奈川4区。
街頭演説デビューはなんと鎌倉駅前です。

主人公「こと葉」が住んでいる町も鎌倉。
鎌倉描写もそこそこにあって、ストーリーとまったく関係のないところで、
馬鹿に感心してしまうワタシなのでした。



原田マハさんは「暗幕のゲルニア」「楽園のカンヴァス」など硬派なものから、
この「本日はお日柄もよく」や「総理の夫」など、
軟派なものまでいけちゃう、幅広な作家さんなんですね。

この「本日はお日柄もよく」の中のキーマン「伝説のスピーチライター」は、
前に読んだ「総理の夫」にも少し登場してたのだけど、
原田さん、かなりこの「伝説のスピーチライター」の存在がお気に入りなのかな。
なんたってカッコイイしね~。


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by ukico32744 | 2017-06-08 17:19 | ある日の読書 | Trackback | Comments(2)

読む観る聴くの『ツバキ文具店』

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「ツバキ文具店」とても好きな小説です。

ストーリーもさることながら、鎌倉の匂い立つような空気感が、物語から立ち上がります。
鎌倉の春夏秋冬が、ゆっくりスクロールしていくように、
ストーリーも、ある意味淡々と進行していきます。
ワタシは主人公の鳩子が、糸さん本人のように思えてしょうがない。
鳩子イメージが、先に出来上がってしまっていたのです。





「ツバキ文具店」、NHKにてドラマ化されましたね。
初め違和感を感じたこのドラマ、回を重ねると、次第に受け入れられるようになってきました。

というのは、そのままの小説「ツバキ文具店」だと、ドラマが成り立たないというのが
わかったのです。

小説に、よりドラマチックさ(大げさな?ともいう)を肉付けをして、
ストーリーを際立たせたものが、ドラマ「ツバキ文具店」でした。

ドラマは、一時間の枠の中で、観る人のココロに速攻カンカンと響かなければいけないのです。





そしてもう終わってしまったけれど、ラジオNHK第1では、聴く「ツバキ文具店」も放送していました。
竹下景子さんと西田敏行さんが、二人多役で演じています。
声で演じる「ツバキ文具店」、ワタシは「録音ラジオサーバー」というアプリで録音し、
食事の支度をしながら聴いたりしてましたが、
さすが演技巧者のお二人が声で演じる「ツバキ文具店」は、それは聴き応えがあるものでした。






原作者の小川糸さんはといえば、きっと傍観者。
作品が「本」になった時点から、物語のこれから先は自分勝手に歩いて行く。。
そんなことがエッセーに書いてあったから、
「はは~ん、ドラマそう来たか~」って感じで、
楽しく観てるに違いない。




読んで観て聴いて。。。

大好きな小説が、いろんな方向から楽しめました。




ワタシは明日から、鎌倉へ行ってきます。

今回はちょっとしたお祝いの会を、鎌倉で催すために。。

限られた時間だけど「ツバキ文具店」の舞台になってる場所やお店を
訪ねられたらいいなぁ、、と思ってます(^-^)





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by ukico32744 | 2017-05-25 06:00 | ある日の読書 | Trackback | Comments(16)

ある日の読書『犬とペンギンと私』

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『犬とペンギンと私』 小川 糸

『ペンギンと○○』で、このエッセーは文庫でシリーズ化されている。

「ペンギン」は旦那さん。
「犬」は飼い犬の「ゆりね」と「コロ」
「私」はもちろん糸さんのことである。

糸さんらしいしなやかで文体で、誘われるように読めるエッセーだ。

今回は、糸さんとペンギンさんの二人暮らしから、
犬を家族の一員に迎えて、生活が一変するのが面白い。

可愛すぎて目が離せず、はやく空気みたいな存在になればいいのに。。と、糸さん。

糸さんの心の大部分を占めるようになった「ゆりね」と「コロ」の存在は、
これから書く作品に、なにかしらのインパクトを与えるかもしれない。

たとえば、犬を飼ったあとに「ツバキ文具店」を書いたなら、
バーバラ婦人は、いつも小さな白い犬を抱っこしている。。。
そんな人物像になったかもしれない、と思ってみる。
白い仔犬を抱いたバーバラ婦人、うんうん、いいかもね。



ドラマ版「ツバキ文具店」はかなり好評のようですね。

ストーリーのドラマチックさは、ドラマが勝り、
空気感勝負といえば、断然小説だ。

で、ワタシは断然小説の世界が好き。

「ツバキ文具店」については、また改めて書くことにします。




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by ukico32744 | 2017-05-23 16:46 | ある日の読書 | Trackback | Comments(6)

黄金週間は読書週間

ゴールデンウィーク中はあまりお出掛けもせず、
こどもたちもそれぞれ楽しんだようで、家に来ることもなく、
それはそれは静かな連休だったので、
なにが捗ったかというと、やはり読書なんですね。

GW中に読み終えた本、手を付けて今も読んでる最中の本など、
ここでまとめて書いておきます。


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『大沼ワルツ』 谷村志穂

連休前から読んでいたのは「大沼ワルツ」でした。

戦争が始まるところから始まり、戦後高度成長期まで、お話は続きます。
東京で知り合い淡い恋ごごろを抱いた男女が、戦争を挟み再会し、
北海道大沼で結婚し、やがて大家族となってゆく。
実話をもとにして書かれたこの小説は、北海道大沼地区が観光地として開かれてゆく様子や
そこで生きてゆく人たちの生活の営みが、情緒豊かに綴られています。
こういう小説が「売れすじの本」とならないのは、とても残念。
地元びいきを引いても、「いい小説ですよ」とアピールしたくなる一冊でした。


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『望み』 雫井脩介

図書館から借りたミステリー本の一冊目は一日半で読めました。

行方不明の高校生の息子は殺人事件の被害者か加害者なのか・・・

子どもが被害者であっても加害者であったとしても、
その家族にとっては「絶望」しかない。
読むほうも「苦悩」を抱え一気読みです。
最後に、わずかに救いようのある展開にガチガチに凝った肩がラクになりました。


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『イノセントデイズ』 早見和真

ミステリー2冊目は時間がかかりました。
ミステリー疲れの症状です。

主人公は、確定死刑囚の女性。
こちらは最後まで、一滴の救いようがないように感じました。

「ひとりの男だけが味方でありつづける」と本の帯にあるけれど、
この男性の存在感の薄さが、キーマンらしくないかな~と。。


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『罪の声』 塩田武士

ミステリー3冊目は、今だ読んでる最中ですけど、面白いです。

前の2作と違って、社会派ミステリージャンルと言いましょうか、
昭和最大の未解決事件の「グリコ森永事件」をモチーフにしてます。

未解決事件特集記事を書くため取材を進める記者と、
自分の家族がその事件に係わったのではないかと疑念を持つ男性が
どこかで合致するはず!
そこまでまだ読めてないのよ~💦

2016年の国内ミステリーベスト10で1位となったこの本、
中盤からラストが圧巻らしいです。

でも、表紙が怖くて、カバーしないとちょっと無理💦


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『つれづれノート №31』 銀色夏生
~心をまっさらに、さらし期~


ミステリーの合間に、お口直しに読むにはうってつけです。

この本とのお付き合いも、もう20年以上です。

私生活をさらし続ける銀色さん。
フツーの生活の中に、時々ニョキニョキと詩人の感性が表れます。
今回は自分という手ぬぐいを何度も水にさらしているらしい。。

この世界観は長年の読者にしか面白味が解りかねるかも。

なのでオススメはしないです(^^;




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by ukico32744 | 2017-05-10 17:26 | ある日の読書 | Trackback | Comments(6)

ある日の読書『希望荘』

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『希望荘』 宮部みゆき

知ってる人は知っているという、杉村三郎シリーズの4作目。

小さな探偵事務所を起こした杉村三郎。
町の片隅に潜んでいるような小さな依頼を調査していくと、
必ずや、大事件に繋がってゆくという短編集。
「事件を引き寄せる体質」、ここでも否応なく発揮してます。

宮部みゆきさんの小説は、読むというより、すいすい読まされるという感じ。
特に読み始めの「つかみ」が、とても上手いなぁと思うのです。
「つかみ」オッケーで、最後までグイグイと。。
いつもそんな感じで読み終わるのです。

今回は短編集だけど、長編のほうが読む醍醐味が味わえて好きです。




さて、図書館から立て続けに、予約取り置きのメールが来ています。

『望み』  雫井脩介

『イノセント・デイズ』  早見和真

『罪の声』  塩田武士


いずれも、ミステリーです。

さあさ一体、読めるのでしょうかぁ~。

図書館readerにとって、これが一番頭が痛い ”books overbooking”‼

ゴールデンウイーク中、ミステリーと格闘しそうです (^^;





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by ukico32744 | 2017-04-25 17:19 | ある日の読書 | Trackback | Comments(8)

ある日の読書『江の島ねこもり食堂』

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『江の島ねこもり食堂』 名取佐和子



~江ノ島に「ねこもりさん」と呼ばれる女たちがいた。
それは猫の世話をするという、とある食堂の隠れた仕事。
一家の女たちが、ねこもりとして生きたそれぞれの人生は、
新しい命を結び、未来を繋いでいく。~

ある食堂にもたらされた百年目の奇跡

本の帯より



鎌倉、江の島というワードにビビビッと反応するようにできているワタシのカラダ。

きっとカラダに「鎌倉スイッチ」が埋め込まれているに違いない(笑)
(なぜか湘南というワードには感度が鈍い 笑)

この本も、そんなワタシだからして、見つけたからには読まないわけにいかないのだ。



主人公は「半分亭」という食堂の4代にわたる跡取り娘たちの100年の歳月の物語。

江戸の昔から、観光と信仰と漁師の江の島が
物語の中で、ゆっくりと変化する様子も垣間見え、
また、変わらぬ部分の不変性には心打たれるものがあります。

江の島に一度や二度行かれたかたは、臨場感も一緒に楽しめるかと思うのです。





今でも猫が多い江の島。
地元のかたが、きめ細かくお世話し、数も把握しているということ。
江の島ネコ募金の立札を島で見たことある人もいるかと思います。

そんな風土愛がモチーフになり、この小説が生まれたと思うのです。





鎌倉路地歩きも、散歩ごごろくすぐるものが多々あれど、江の島のゆる~い路地裏もなかなか味がありそうですよ。

迷い甲斐がありそうな江の島の路地裏。

再び、訪れてみたくなりました。


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by ukico32744 | 2017-04-11 18:20 | ある日の読書 | Trackback | Comments(8)

ある日の読書『暗幕のゲルニカ』

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『暗幕のゲルニカ』  原田 マハ


「総理の夫」に引き続き、原田マハさんの「暗幕のゲルニカ」を読みました。

図書館から二度借りて、やっと読み終えました。

一度目は、這う這うの体で、半分読むのが精一杯。
しばらく空いて、二度目は忘れちゃった部分は読み返しながらで、半ば、やけくそ気味に。

読後感は「やれやれ…」です。


「ゲルニカ」はピカソが描いた世にも奇妙な絵↑ですが、世界的な名画です。

なぜピカソがこの絵を描いたのか、というのが、このアートサスペンスの軸になってるのですが、
これがまた、ヨーロッパの歴史が絡んで、難解です。

こういうの、ワタシの中ではチャレンジ読書といいます (^^;






「暗幕のゲルニカ」を読み終えて、ホッとしたのもつかの間、
きのうは格安スマホと格闘していました。



近くに「Ymobile」のショップが出来て、話しだけでも聞いてみよう、と、オットと出かけたのが土曜日。
疑いたくなるほどのイイ話だらけです。
デメリットは、この時点ではほぼ無いと思い、
大手キャリアのスマホを使うのがバカらしくなりました。

「Ymobile」はソフトバンクの子会社。
ふてくされ顔のニャンコと桐谷美玲ちゃんのCMのアレです。
単純にソフトバンクが安くなったのが「Ymobile」といっていいと思います。

電波もソフトバンクと同じなので、遅いということもない。

ソフトバンク以外からの乗り換えには、とてもお得感があると思います。

「Ymobile」は格安スマホとはいえないというけれど、今までの料金が約半分くらいになるのだから、
わが家では「格安」ということになります。

今までのスマホの解約料はキャッシュバックキャンペーンで補え、
二人同時に契約することで、事務手数料は一人分。

これを機会に、光回線も「ソフトバンク光」に変更し、
スマホとネットのセット契約にして、
さらに料金を下げる契約もしました。



で、きのう今日と、格安スマホに手がかかり、
ほとほと疲れてきました。
目もショボショボです。

LINEはスムーズに移行できたものの、アドレス帳で散々な目に合ってます💦

この際、音信が途絶えてる人は思い切ってカットし、
アドレス帳もスッキリしましょうか。
はい、もともとスッキリしてますが、さらにスッキリとね。


新しいスマホに慣れっこになるまで、しばらく時間いただきます (^-^;








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by ukico32744 | 2017-03-27 21:41 | ある日の読書 | Trackback | Comments(12)

ある日の読書『総理の夫』

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『総理の夫』  原田マハ

先日、帰省した娘と温泉で一泊してきましたが、
その時に宿に持ち込んだ本が「総理の夫」

夜更けの濃いコーヒー2杯で、すっかり目が冴えてしまって、
お宿でほぼ読み終えました。



総理の夫が書く日記の中で、物語は進んでいきます。
夫は鳥類学者。 
心優しい、ちょっと世間知らずのピュアなファーストジェントルマンです。

ワタシたちも知り得ない、黒々とした政治の世界。
女性総理登場なんて、ないですよねー。
だけど、あり得ないことが起こる面白さが、エンターテイメント小説で、
かくも清々しく凛々しい女性総理に、小説の中だけでも拍手を送りたい気持ちになります。



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↑↑は文庫本の装丁。

中心の鳥たちが可愛いな。
ワタシは単行本より、こちらの表紙が好き。


文庫本のあとがきは、あの安倍昭恵さんが書かれているそうですよ。
時の人だけに「あとがき」興味あるなー(^-^;



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by ukico32744 | 2017-03-23 21:00 | ある日の読書 | Trackback | Comments(10)

ある日の読書『抱きしめられたい』

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抱きしめられたい  糸井重里


糸井重里が一年間に書いた原稿とtweetから、
心に残る言葉を選りすぐってつくる
「小さいことば」シリーズの本
その最新作が出来上がりました。
タイトルは「抱きしめられたい」
記念すべき10作目です。

           ~ほぼ日刊イトイ新聞より~


糸井重里さんは言葉を生業(なりわい)としている人なので、
仕事として、または情報として発信している「語り口」は
実に「旨い」と思うのです。

「小さいことば」シリーズは 糸井さんのカラダから
ポロリとこぼれ落ちた 無意識の線上の言葉たち。

それを読み取って、自分だけの意味のあるものに仕立てるのは
ワタシ達読者の仕事(笑)


2015年の糸井さんの「小さいことば」、「抱きしめられたい」の中から
 気持ちに止まった文章は数多いけれど、少しだけ載せてみます。




谷川俊太郎さんの言葉は年を取ったからこその「正直さ」というものがある。
すっとほんとうのことを言う。
そのまま伝わって来るので、とても気持ちがいい。
「いつぐらいから、そういう正直なことを言えるようになりましたか」
と、真正面から質問してみたら、谷川さんは
「やっぱり60を過ぎたくらいかな」と。
おそれながら、だけれど、ぼくもそんな気がします。

(おそれながらだけど、ワタシはこの言葉で救われました。
自分の正直さって、嘘くさいと思ってるので。。
60過ぎに正直になれる!という期待 笑)


家人(樋口可南子さんですね)と
「来世も一緒になりたいか」という話しになったとき、
我が妻は「一回飛ばしがいい」と迷わずに言いました。
ちょっと残念な気がしたけどご名答と思いました。

(樋口さんのナイスな回答に大共感。
嫌いじゃないけど毎回同じじゃねぇ。。とワタシも思います。

ただただ「このほうがいいな」と思う方向に
なんとかじぶんを持っていこうとする、
そういうことしかないのではないか。

(シンプルなので ストンと腑に落ちた言葉。
そういうことしかないのではないか、という諦めと悟り、半々の感じが好き)





義母が滞在中、blogが滞っていました。
とても気疲れしたと思うのは ワタシだけでなくお義母さんも同じこと。
お互いに、そういう素振りを見せずに「バイバイ」できるのは
一週間が限度かな~と思います(^^;

2月末で仕事を辞めたのも、気持ち的にダメージが大きくて
ただならぬ疲労感は義母だけのせいではないのです。

このことはまた次回にでも 書けたらいいなぁと思ってますが。。




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1冊目から9冊目の「小さいことば」シリーズ。↑
それぞれにタイトルがついてます。
(ちなみに前作は「忘れてきた花束」前々作は「ぼくの好きなコロッケ」)

1年に1冊づつ本にしているこのシリーズ、なんたって装丁・製本がキレイ。

今回はニット作家さんの「ふわふわニット」が表紙の画になってます。
今回の「抱きしめられたい」は、ちょっとタイトルが生々しいかな、と思ったのですが、
この年(2015年)に親友を亡くされた糸井さんの心情が読み取れる
タイトルだと、あとから気付かされました。





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by ukico32744 | 2017-03-06 13:13 | ある日の読書 | Trackback | Comments(10)

ある日の読書『ストロベリーライフ』

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『ストロベリーライフ』  荻原浩


イチゴの旬って、いまの時期なんですね。

初夏のイメージがあるけれど、ハウス栽培が主流になって、
12月ごろから最盛期という。。

早春のスーパーに真っ赤なイチゴが並び始めると 一気に春めきます。

今日もスーパーで「さがほのか」「紅ほっぺ」「とちおとめ」
いろんな地方の春先イチゴが勢ぞろいしてました。

見るからに瑞々しく美味しそう♪
手に取りたい気持ちは大きいけれど、手は引っ込める。(笑)
もう少し 安くなってからね(^^;




この小説を読むと イチゴ農家さんの並々ならぬご苦労や 研究心が想像できて
イチゴを見る目が ちょっとばかり変わります。


 
ここからは物語のはなし。。↓


トマト栽培を辞めて、いつの間にかイチゴ農家を始めていた父。
父が倒れてから、息子はイチゴ栽培を始めていたことを知りました。
「農業なんてカッコ悪い」と、東京でグラフィックデザイナーをしていた息子。
ケンカして以来 2年間帰省していませんでした。

父親からペット(イチゴ)を軽い気持ちで一時預かったつもりで、
イチゴ栽培の手伝いを始めるけれど、
このペット(イチゴ)は思いのほか手がかかり、
本業が追い付かなってくる。。

妻は手専門のパーツモデル、いわゆる「手タレ」。
農業は出来るはずも、やるつもりも一切ない。

冷却期間のちのハッピーエンド。

荻原さんの物語の終わり方、いつも温かくて「幸せ」な気分に浸れます。

やっぱり小説は読み終えたあと「後味の良さ」を感じたいから、
そういう面では 荻原さんは間違いないと思うのです。



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by ukico32744 | 2017-02-21 19:07 | ある日の読書 | Trackback | Comments(12)