カテゴリ:ある日の読書( 57 )

小説「あん」の甘さと深さと。。

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「あん」は「粒あん」のこと。

「どら春」という売れないどら焼き屋さんに あん作りの名人の徳江さんがアルバイトに入ったことから 「どら春」のどら焼きが革命を起こしたように 美味しくなっていくのだった。。

徳江さんが「どら春」の訳あり店主千太郎さんに あん作りを教えている箇所は「あん作り」とは思えないくらい キラッと光る表現がちりばめられている。

どら焼き作りに投げやりだった千太郎さんが目覚めていく様子を そばで徳江さんは見守るけれど あっけなくお別れが来てしまう。。

どら焼きに目覚めただけでなく 千太郎さんは今までの自堕落な自分に向き合い 苦しみながらも これからの生き方を模索することに目覚め始めたのに。。。




映画「あん」をとても観たかったけれど 縁がなかったのか 観ることが出来ずに終わってしまった。。

映画ばかり注目していたら ドリアン助川さんが数年前に小説「あん」を書いていて それが今回映画になったものだと 最近知ったのだった。

徳江さんは樹木希林。

千太郎さんは永瀬正敏

小説イメージとピッタリ重なるこのキャスト!



リアルタイムで映画「あん」を観れなかったのは残念だけど 小説を読み進めるうちに この二人が小説の中で動き出す。

そのくらいドンピシャな二人なので”小説と同時進行に映画も観ました!”くらいのリアリティーを感じた。




1つ残念といえば「あん作り」場面を観たかったナ、ということ。。

俵万智さんが 徳江さんと千太郎さんが「あん」を作る場面の静謐な美しさを絶賛していたのだ。。

確かに小説の中の「あん作り」は 「あん作りの宇宙の中に漂う徳江さん」に とても神秘性が感じられた場面だったから。。




けっこう短期間で終わってしまった「あん」なので 評判もよろしいし 単館系劇場で再上映されないかしら?と 目論んでいるのですが。。(ー_ー)!!


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by ukico32744 | 2015-08-03 17:44 | ある日の読書 | Comments(2)

かたや直木賞こなた芥川賞

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小説は2009年に直木賞受賞し 映画は2013年に市川海老蔵主演で公開された「利休にたずねよ」。

作家の山本兼一さんは去年亡くなられている。

映画を観たわけでもないし 歴史小説好きともいえないし なぜ今この本を本棚からチョイスしたかというと 「タイトル買い」?かな。。

「利休にたずねよ」ってタイトル なんか潔くていいじゃないですか!?

どんな話が展開されてるのか なんかワクワクするじゃないですか!?

直木賞受賞されてるからには 長編小説の太鼓判押印済みってことだし。。?

あっ、本棚っていうのは図書館の本棚ね(笑)

自分のモノ感覚でスミマセン。。



この本、4週間の長丁場でやっとこさ読み終えたのだった。。。

名のある戦国武将がずらずら出てくるわりには 妬みや嫉妬が渦巻いてなんか女性的なのである。。


美意識が強すぎる利休。。

利休の持ってるものを何でも欲しがる秀吉。。

そして秀吉の怒りを買って 切腹を命じられる利休。。

そんな秀吉を見下して切腹する利休。。

ドロドロが渦巻く渦巻く。。


なぜこうなったかは誰もわからず 利休に尋ねるしかない、ということらしい。。(自分解釈)



「期待以上でした~↑」とは言えない人 ここに一人、、、??

「ムズカシイ感じがします」の人 ここに一人、、、??

しかし歴史小説のファンタジー感はあった!間違いない!の人 ここにも一人(*^^)v



でもアタシは結局のところ、

いい悪いは別にして ラスト(完結)の行き先がハッキリしてるものが好きなんだと思う。。

わかりやすい?っていうの。。?





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こちらつい先日芥川賞取った受賞作

デビュー作でいきなり‼は もう天才なんでしょ。又吉くんは。。

書きたい思いが湯水のように溢れてくるようだから その思いがこの賞を取ったことの思い石で 堰き止められることがありませんように。。

アタシは火花ブームのほとぼりが冷めるころ 本棚(図書館のね)からチョイスするからね~♪
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by ukico32744 | 2015-07-20 16:55 | ある日の読書 | Comments(2)

ちょこちょこ読書

あまりまとまった時間は取れないけれど ちょこちょこと本を読んでいるアタシである。

家事を終えてから少しとか 仕事を終えて帰ってきてからクールダウンに少しとか 仕事行く前に少しとか とにかく小刻みでも読んでることが嬉しいのだ。

夜寝る前の「夜読書」は完全寝落ち型。 覚えてなくて翌日読み返すことが殆どで無意味なのだけど わかっていても止められない「夜読書」の幸せ感はハンパない(笑)


仕事の前後はね 啓発的な本は読まないことにしてるのよ。

面白~い小説ワールドが 気持ちの羽をはばたかせてくれるから。。


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今読んでるのは「ナオミとカナコ」奥田英朗著
ソファに寝ころんで羽を伸ばして 至福の世界へパタパタ。。

特に仕事前後は横になることを 意識的に心掛けてるの。

5時間は立ちっぱなしになるので カラダ労わってあげないと。。(笑)




奥田英朗と角田光代の小説はすご~く好き。

天性の小説請負人のお二人。もはや職人芸の域と思う。それも若くして名人の。。





さっ、今日もまた午後からの仕事に行ってきます。

お昼食べて 本読んで行かなきゃ!




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           仕事ではメモ帳手離せない。
           殴り書き用の100均の4冊パックが大活躍。
           カラフルだし 使い勝手バツグンだ♪
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by ukico32744 | 2015-06-05 12:09 | ある日の読書 | Comments(2)

眠れない夜の読書

最近はそうでもないけれど パートを始めてから頭の中が常に緊張状態らしく カラダはとっても疲れてるのに 妙に頭が冴えて寝つきが悪かったり眠りが浅かったり。。

そんなとき アタシのココロを癒して 尚且つ眠りにいざなってくれる「本」に助けられてます。。


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地下の鳩   西加奈子

舞台は大阪ミナミのキャバレー街。このお話の中のオカマバーのママ「ミミィ」が マツコ・デラックスに重なってしまってしょうがない。。
ミミィの物語のところで 頭から掃っても掃っても出てくるマツコ。
マツコが大阪弁を話して マツコが笑って泣いて。。。
ラストが唐突にやってきて 「あら!これで終わり? 置いてきぼりぃ~」と イッコー風に拗ねてみる。
あとは自分で想像すべし!っていう感じは前に読んだ「舞台」もそうだったな。。
想像力足らないので しっかり想像できる程度のラストをお願いっ!(笑) 


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バルセロナ・パリ母娘旅   銀色夏生

自由人銀色夏生母娘のヨーロッパ旅行記。
文章より写真が多くて 今だかつて行ったことのないスペイン・パリのなんでもない風景に魅せられる。。
この本に旅心刺激され この間パリの映画を観に行ったのだった。。


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起終点駅(ターミナル)   桜木紫乃

北海道に生まれ育ち 北海道に根を張る桜木さん。
北海道の風景を織り込んだ大人の愛憎劇は 今や オンナ渡辺淳一と言っていいくらいだ。



この3冊はお友達に借りた文庫。

そして最近はまた良く眠れるようになって 図書館から借りたこの1冊は まだ手付かず。。

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マスカレードホテル   東野圭吾

読みたいのに目が開いていられず。。

でも、これはこれで幸せなことなので 何とか日中読む時間をつくらねば。。
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by ukico32744 | 2015-04-28 17:00 | ある日の読書 | Comments(0)

だから荒野

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「だから荒野」

だから何なの?と 意味深なこのタイトル けっこう好きだな。。

NHKBSプレミアム(日曜22時~)でドラマ化されてて ただいまドラマと並行して本も読んでるアタシ。

だから ドラマと小説のストーリーの微妙な違いも良くわかる。

ドラマは小説の内容にかなり肉付けをしていて メリハリのあるドラマチックなストーリーになってるってこと。

小説の中では重要視されてなくて途中でフェイドアウトする人物が ドラマの中ではかなりの中心人物だったり。。

小説は書かれていることから想像へと飛ぶことが出来るけど、ドラマは観たまんまを感じること。

だから「まんま」が面白くないとダメなのよね。




+++++++++



入院中の母が今日退院し、父の見守りというアタシのお役目も解任となりました。。

肩の荷が軽くなったというか、ホッとしたというのか しばし脱力。。。。。

我が家→父んとこ→母の病院と 近場ではあるけれど この三角地帯をぐるぐる目まぐるしく回っていた4日間。

たかが4日、されど4日。。


だから4日・・・・はヘンだね (笑)
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by ukico32744 | 2015-02-23 22:10 | ある日の読書

習慣力

お正月が終わったとホッとする間もなく連休に突入。
3日間お休みモードに逆戻りで なんか調子くるっちゃう。。
いつもと起きる時間が違うだけで、その後の過ごし方も違ってくる。。
ダラダラモードは楽ではあるけれど いつものルーティンワークが出来てないことに少しモヤモヤな感じもしたりして。。。


++++++++++


村上春樹氏は執筆時間をきちんと定めていて、それ以上も以下もなくルーティン化して執筆作業を効率良いものにしているらしい。。
あのオバマ大統領も着る服のパターンが決まっていて 着るものに悩むという無用な時間を作らないようにしているとか。。
イチローは すべてが万事事細かにルーティン化されているようだ。イチローらしい。。


これって 自分がやるべきことをある程度習慣化してしまうと、スムーズに効率よく捗るということでしょう。。?

家事は毎日のルーティンワークではあるけれど、汚いから片付けるのではなく、キレイを保つために片付けることを意識すると、ルーティンワークは面倒くさいものではなくて やることが当たり前の心地よいものになるはず!!

などと思いながら せっせと家事する。
はかどるわぁ。。♪ と ちっちゃくシアワセ感じたりして。。


++++++++++


お正月で餅太りなカラダ、どげんとせんといかん!と思い立って 体育館のランニングコースを走ってみる。
これからはカラダ鍛えるのだっ!と秋口に言っときながら あれからは何もやってないのだった??

体育館でお久しぶりのかたとお会いしてお話する。
行動に移すと 想いの寄らない特典もたまにあるかも♪
 

時間のある時にカラダ動かすじゃなく 時間を作ってカラダ動かす。。
カラダ動かして太りにくいカラダにする!

これも習慣にしたい一つなんだけどな~。。



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              こんな本がありました! 是非読んでみたい。
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by ukico32744 | 2015-01-13 19:22 | ある日の読書

わたしのマトカ

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この本の装丁がとても好きだ。


役者片桐はいりの書いた「グアテマラの弟」を読み 引き続き「わたしのマトカ」を読む。
グアテマラに住んでる弟さんを訪ねた際と 映画「かもめ食堂」の撮影で一か月フィンランドに滞在したときの旅行記だ。


グアテマラに住む弟さんは 大学在学中から足繁くグアテマラへ通い とうとう子連れのグアテマラの女性と結婚し居ついてしまったという。
口が重たく話もあまりしなかったという弟さんが 灼熱&情熱の国になぜゆえsoulを揺さぶられたか謎に思ったけど 本を読んでいくうちに「あ~この人(弟さん)は日本って国にとても閉塞感を感じていたのかな…」とわかるような気がしてきた。
弟さんは スペイン語学校を経営するかたわら スーパーや薬局の副業もし 休日には食堂も開いたりしてなかなかのやり手な実業家である。
日本なら法律的にどうよ?って職種が だいたいアバウトなグアテマラでは許されちゃうらしい。
強盗にあったり危険と隣り合わせではあるけれど 弟さんは「ケセラセラ」この空気を好んだみたいだ。
家の中は開けっぴろげで土足で誰でも入ってくる自由さに はいりさんも始めはギョッ!としたけど、そもそも人間観察大好きのはいりさんには すぐに「問題ない♪」ことになったという。


「私のマトカ」の中でも 思う存分人間観察をやってくれてる。
人間だけでなく フィンランドのスズメやカモメの個性までも素敵な表現力で。。
フィンランドの人は人見知りというか寡黙というか はじめはコミュニケーションが難しいけれど 一度打ち解けると とても穏やかで子羊のような人たちだという。
そういえば「かもめ食堂」に来るお客さんたちも そういう人たちに見えた。
ガッチャマン好きの青年以外はネ。
はいりさんは”人の気持ちの中に入りギュッとココロを鷲掴み”ってことが 自然にできるキャラクターをお持ちみたい。
彼女の個性的でチャーミングな外見も お手伝いしてることも間違いないと思うけど。。


凄いな!とい思ったのは「わたしのマトカ」はフィンランドから帰ってきてから出版以来があり このエッセーを書き始めたということだ。
旅中のメモ書きひとつ残ってないというところから 本一冊書き上げるチカラって。。。
書くに当たり記憶があいまいなところは調べたというけれど 目にしたもの耳にしたもの匂いまでも 強烈にココロに住み着いてしまったのだろう。。
本の最後は「フィンランドが終わらない」「いまだフィンランドを更新し続けている」だった。



「マトカ」とは フィンランド語で「旅」の意味だという。



「わたしの旅」かぁ。。。

そういえば アタシ今日が誕生日でした。

きのうで旅を締めくくり 今日また新しい旅に出る。。。

なーんてカッコ良さからはほど遠いけれど 人生を旅に例えると そんな気持ちでいてもいいのかな。

今日というちょっと特別な日は。。
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by ukico32744 | 2014-12-12 16:08 | ある日の読書

本日発売~海街diary第6巻~

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今日は「海街diary6 四月になれば彼女は」の発売日。
前回(5)が出たのは、もう忘れるほどずぅ~と前だ。
待望とはこのことでしょう♪


「海街diary」は鎌倉で暮らす四姉妹の物語で、四姉妹の何でもない日常や、いろいろあったりする日々がキラキラ描かれてるステキな作品だ。


そして、来年には映画化されるという情報も、神戸のPさんより届く。
しかも、是枝監督が手掛けるっていうのも、一緒に届けられた。
朗報とはこのことでしょう♪


「海街diary」が、是枝作品として、どんな風に染まっていくかとても楽しみ。
きっと原作の骨組みは残しつつ、まったく別物になるんじゃないかと期待が膨らむ。
嬉しい想定外とはこのことでしょう♪
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by ukico32744 | 2014-07-10 21:39 | ある日の読書

おなかほっぺおしりトメ

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伊藤比呂美さんの育児本最終完結編は、実家へ帰ってた3日間で読んだのでした。。
老人相手の息抜き?に、育児本とはね!?(笑)
しっかし、これがまたサイコーにおもしろいのだ!
末っ子トメの無茶ぶりに、困惑しながらも面白がる伊藤さん。
時に母、時に詩人、時に傍観者のエッセンスを混ぜ込んだ、育児本っていうか、トメ本。
育児本の領域超えた面白さだ♪


トメは伊藤さんとアメリカ人の夫との間に生まれた、いわゆるハーフというやつですが、一歳4か月まで日本で暮らし、「わんわん」「まんま」「いや!」「あった」とかコトバがどんどん出始めるころに、アメリカへ移住したのでした。
たちまち日本語がぴたりと消え失われ、意味の分かんない音を口にし出すトメ。
トメの訳のわかんない音の羅列に、周囲は混乱するのですが、日本語や英語で話しかけてもトメは「トメ語」。はきはきとトメ語(笑)
しかし、伊藤さんが耳を澄ませて聞くと、それはレッキとした文法や音韻があるというのです。
「抑揚があり、言語文化のゆたかさが有り余っているようだ」と。。


伊藤さんはけっして日本語を忘れてほしくなかったから、夏休みの帰省の際には、日本の保育所に入れて、しっかり日本文化も身に沁みこませました。
一か月の間で、すっかり日本の子となり、またアメリカへ戻って日本語を忘れる。。の繰り返し。
伊藤さんに云わせると、
「日本語と英語がトメの中でくんずほぐれつ」と・・。
「I すべった 公園で」とか「わたし 食べるよ クッキーが」とか。。

「もあ ばたー」と言って、父(アメリカ人)に注意され「めい あい はぶ もあ ばたー ぷりーず」と言い直したり。。
父は逆に英語に厳しかったりするんです。


トメ4才にして、母(伊藤さん)は、トメの発音が良すぎて聞き取れなくなったりするんです。


両国の言葉と文化の吸収がハンパないトメは、いつか同時通訳とかやったらいいのではないかな?(笑)
と、何の関係のない、一読者のオバサンは期待しちゃいます。


姉カノコ、サラコも度々登場し、年の離れた三姉妹だけど、トメのキャラクターが年離れた感をなくしちゃって、姉たちが翻弄されるのもまた面白いです。


伊藤さんは、力を抜くとこは思いっきり抜いて、ここぞという時に踏んばったりして、トメを育ててる。
そして、楽しむことだ。トメがいて楽しい嬉しいが、そのままトメに注ぎ込まれている。
育児って、やっぱりそれが一番かも!?
と、とっくに成人した二人の子を遠い目で思い出すオバサン(あたし)なのでした。。(笑)
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by ukico32744 | 2014-06-11 17:18 | ある日の読書

「父の生きる」を読んで

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伊藤比呂美は詩人ですが、この方の詩は読んだことがないんです、正直いうと。。
しかしこの方の育児本はずいぶん読ませてもらいました。

「良いおっぱい悪いおっぱい」
「おなかほっぺおしり」
「おなかほっぺおしりそしてふともも」

あぁ~、このタイトル並べただけで、蘇るあの不器用な子育て時代。。(>_<)
この本たちのおかげで、どんだけ気持ちがラクになったことか。。。
この方の育児の極意は”がさつ ずぼら ぐうたら”なのです(笑)


そしてこのかたの著書を久しぶりに読ませてもらった。。

「父の生きる」

伊藤さん(と気安く呼ばせてもらう)とは同世代なのだ。

伊藤さんは離婚して再婚して、カルフォルニア在住ですが、熊本に一人住むお父さんの遠距離介護の様子を数年にわたり、記録したものを本にしたのだ。

日に3回ほど、お父さんに℡をする伊藤さん。
(時差があるので大変なのだ)
お父さんが電話口で語る言葉を書き留めるようにしたのだ。
それは、お父さんの人格がだんだん壊れていくのが、よくわかるのだ。。

アメリカ人の夫とも「親に対する気持ち」にかなり差があり、ケンカしながら、月に一度くらい、仕事を持って、熊本に出かけて行く伊藤さん。。
毎日が、家事・仕事・介護で疲労困憊だ。。

お父さんが亡くなったあとの伊藤さんの喪失感とか、虚無感がとても痛々しかった。。
あれだけやったのだから悔いがないと、思ったりせず、あくまでも最後までお父さんに寄り添えなかったことを悔いているのです。。


近い将来、必ず訪れる「介護する自分」。
「介護する自分」は想像できるけど、「親の存在を失う自分」の想像が出来ません。
もう、親の役目をとっくに降りてる両親だけど、「いる」というだけで、きっと救われているのだと思ったりして。。


嬉しいことに「父の生きる」の中に、伊藤さんのこどもの「カノコ、サラコ」も登場しているのだ!
あの育児本の中のこどもたち。。
カノコは妊娠中だったり、サラコは伊藤さんの代わりにお父さん(サラコにはおじいちゃん)の様子を見に行ったりと。。

そして、再婚した夫との間にできた「トメ」は今10代半ば。
その子の本が出てるという。。

「おなかほっぺおしりトメ」

今度図書館で借りてこようっと(#^^#)
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by ukico32744 | 2014-05-27 18:09 | ある日の読書