<< ある日の読書『公園へ行かないか... 乃が美の生食パンを買いに。 >>

ある日の映画『きみの鳥はうたえる』そして希林さんありがとう

f0315332_15582308.jpg


きみの鳥はうたえる

函館出身の故佐藤泰志の同名小説を映画化したものです。

佐藤泰志さんの函館を舞台にした小説を映画化した、
「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」を
函館三部作といいますが、「きみの鳥は歌える」は、小説の舞台の東京を函館に移し映画化し、
函館四部作目とも云える映画になりました。

三部作を観たわたしとしては、この映画も絶対逃せないと、ひょこひょこ出かけて行きました。

f0315332_17291801.jpg



この映画は函館の市民映画館シネマアイリス開館20周年を記念して製作され、
全編オール函館ロケで、函館嗜好が強い映画です。

函館の映画好きの熱い想い入れが、ひしひし伝わる映画でもあります。

f0315332_17284446.jpg



書店で働く僕(柄本佑)、
「僕」と同居している失業中の静雄(染谷将太)、
「僕」と同じ書店で働く佐知子(石橋静河)。

主人公の役者さん三人が、函館の街になんなく染まって、
大人になる前の、無秩序で無責任な青春の一ページを、
三人三様の感性で表現してます。

佐知子役の石橋静河が、瑞々しくて魅力的。
自由奔放さが、とても惹きつけられます。
もともとコンテンポラリーダンサーの彼女は、石橋凌と原田美枝子のDNAを見事に発揮して、
「静」と「動」、どちらもとても「絵」になる人です。

この人の顔と名前、どこかで見たことあると思いきや、「半分青い」の律の元妻であった。
「半分」に出てるときの,固くて無表情さが印象的な演技と真逆の彼女。
この映画での静河さんが、羽根が映えたように自由なので、
そのギャップったら!
まるで別人のよう。


....................................



f0315332_17104192.jpg


この映画館に、よく希林さんの映画を観にきました。

寂しいです。



晩年は、義理人情さえも削ぎ落として、本当に必要なことやものだけ大切にして、
ご自分の心理に嘘をつかず生きてらした。

一番先に、削ぎ落としてもよかろうな「内田さん」に、最後まで寄り添った。

自分がいっときでも心底愛した人には、とても情の深いかただったのだ。



[PR]
by ukico32744 | 2018-09-24 17:33 | ある日の映画 | Trackback | Comments(16)
トラックバックURL : https://ukico32744.exblog.jp/tb/30066681
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by the-noir-119 at 2018-09-24 18:42
樹木希林さんにとっての内田裕也さん。
私にとっての夫。
樹木希林さんにとっての女優。
私にとっての看護。
女性として生きる意味などなど、たくさん考える機会をいただいています。
本当に見事な女性だと思います。
Commented by sakae2009 at 2018-09-24 20:47
樹木希林さんの亡くなられてからテレビ放送数回見ました。
昔のテレビ番組も見ていたものもありました。
いい女優さんでしたね。
Commented by ejichan555 at 2018-09-24 22:33
佐藤泰志原作の映画は、オール函館ロケが基本で、映画を観ていると、「おお、ここ、〇〇町のあそこだよ。よく見つけるよなあ。」なんて心のなかで言ったりしてね。
この映画はまだ観ていませんが、ぜひ観たいですね。
三部作では「そこのみにて光輝く」が一番好きですね。
Commented by olion3754cona at 2018-09-25 02:04
良さそうな映画ですね。
そうですか、原田美恵子ご夫妻の娘さんが律の元妻役の女優さんなのですね。

「一番最初にそぎおとしても・・・」ふふっ
色んな愛情の形がありますね。
Commented by M at 2018-09-25 06:52 x
函館出身の小説家さんなんですね。知らなかった!
函館三部作もあるんですね。
原田美枝子さんと石橋凌さんの娘さんが出ている映画なんですね。
若者のお話いいですね。こういうお話、しばらく観てないですね。
万引き家族、まだ観れていません!
私も樹木希林さん好きです!
Commented by ukico32744 at 2018-09-25 17:08
> noirさん、
希林さんが亡くなって、その存在の大きさにポッカリ穴があいたように感じます。
唯一無二の俳優さんでしたね。
少しづつ終活を整えていき、人生の幕の引き方も潔いと思います。
ほんと、見事な75年の人生ですね。
Commented by ukico32744 at 2018-09-25 17:13
> sakaeさん、
ほんとに。。いい女優さんでしたね。
ご病気になられてからのほうが、存在感が光った演技をされていたと思います。
明日NHKで希林さんの特番が放送されますね。
絶対観ます!

Commented by ukico32744 at 2018-09-25 17:18
> エジちゃんさん、
今回も、ハセガワストアさんで買い物したり、函館の人にはよく分かるところが、
随所に出てきたと思いますよ。
わたしも「そこのみ」が一番好きですね。
佐藤泰志さん、天国で「死んでからなんだよぅ~」って、ブツブツ言ってるかも
しれないですね。
命を大切にして、もっと書いて欲しかったです。
Commented by ukico32744 at 2018-09-25 17:22
> シェルさん、
多分この映画を扱ってるところは少ないと思いますが、もしお近くにあったら
観ていただけると嬉しいです。
石橋静河。大物の片鱗を感じましたよ~。

わたしなら、絶対一番に「削ぎ落とす!」
そう思ったものですから(笑)
愛情のカタチって、さまざまなのねぇ。。
Commented by ukico32744 at 2018-09-25 17:28
> Mさん、
若者のピユアなところと、自分勝手なところが合いまみれてる映画なので、
好き嫌いがあるかもしれないですね。
函館の街をよく知ってるかたなら、背景を観てるだけで嬉しくなりそうですが。。
万引き家族、稚内に来るといいですねぇ。
こちらでは、希林さんが亡くなられてから、ロングランで上映されるようです。
Commented by purikitirox at 2018-09-26 12:37
素敵な映画を観られたのですね!
この2か月くらい、映画館に行ってなくて・・・ukicoさんの記事を読んでいたら、またゆっくり映画を観に行きたくなりました。
函館が舞台の映画なんですね。函館好きで(GLAYの故郷だし!)、何度か行ってます。秋にも、真夏にも、雪の季節にも!なので、とてもこの映画、興味があります。
Commented by kojiroumam123 at 2018-09-26 14:26
函館三部作ですか~!興味深い!
こちらでは、中々観れないかな~
探して・・一作でも・・観てみたいものです。

Commented by ukico32744 at 2018-09-26 14:55
> NOEMIさん、
わたしも映画は、観ないときはほんと観ないです。
二か月観ないなんてザラですよ。(^^;
でも、希林さんの映画はここのところ必ず観てました。
亡くなった後も、あと2作観られるようです。
北海道の中でも函館は好きな町なんです(一番好きかも!)
歴史のある町並と路面電車と。。映画の背景になるような町ですよね~。
NOEMIさんは、逆に、訪れたことがない土地を聞いたほうが早いですね。(^-^)


Commented by ukico32744 at 2018-09-26 15:00
> こじろうママさん、
まとめて「函館4部作」って、言っちゃいますけど、どれも地味系でありながら、
そこそこ有名な俳優さんが出演されてるのですよ。
TUTAYAには、必ずありますって!
フフ、是が非でも観せようとしてますネ(笑)

Commented at 2018-09-26 18:38
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ukico32744 at 2018-09-26 21:15
> 鍵コメさん、
いいな、いいな、いいなぁ~。
って、「いいな」が10回くらい続きそうなの(笑)
お帰りになったらブログで報告してくださるのかな。
それとも極秘プロジェクト!?(笑)
ゴハンの場所も気になりま~す。
気を付けて行ってらっしゃい♪
名前
URL
削除用パスワード
<< ある日の読書『公園へ行かないか... 乃が美の生食パンを買いに。 >>