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ある日の読書『ののはな通信』

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ののはな通信  三浦しをん


三浦しをんさんの小説では「まほろ駅前多田便利軒」や「舟を編む」「風がつよく吹いている」が、
かなり好きです。

いろんなジャンルを書かれてるので、自分の中で「当たりハズレ」のふり幅が大きい小説家さんでもあります。

今回の「ののはな通信」、タイトルが好みじゃないけれど、
本の帯の「売り言葉」に気持ちがなびきました。
だって、「女子大河小説の最高峰」ですよ!
なにか壮大なものを感じるじゃないですか。

..................................

女子高校生、”のの”と”はな”の往復書簡形式で、小説は進んでいきます。
時を経て、ふたりは40代となりますが、
二人の関係性は変わっても、互いを信じあう気持ちは変わることなく、
手紙やメールを、双方送り続けます。

初めから終わりまで、手紙、メールのやりとりのみの小説って、ちょっと息苦しいです。。
手紙って、凄く私的なものだから、二人の世界をのぞき見してるような感じになってくる。

時が経つにつれて変化する環境や気持ち、また変わらずに抱えてる思いなどを、
お互いの手紙やメールというツールでしか、汲み取ることが出来ないので、
歳を重ねるほど、そのやりとりは果てしないものとなる。

いつになったら、「女子大河小説の最高峰」とやらになるのだろう、と思いつつ読み進めるも、
この果てしない感じが、大河小説っぽいのだろうか、と、
読み終わった時に、ストンと腑に落ちたりもしました。

.......................................

とても我慢して、頑張って、最後まで読んだ気がします。

作家さんの渾身の小説を、あまり理解できなかったのは、絶対に読み手(わたし)の力不足です。

巷に溢れる膨大な書籍の中から、縁あって手に取ったものは、
「面白くなかった~」と、ひと言で済ませたくないのもあり、
どうにか、わたしなりにまとめた感想なのでした(汗)



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by ukico32744 | 2018-11-05 18:30 | ある日の読書 | Trackback | Comments(8)
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Commented by purikitirox at 2018-11-05 19:56
確かに、作者渾身の小説なんて言われると、評するのは難しいですよね。
でも、読み手の力不足ともいえないと思います。
作者と読み手の間のコミュニケーションがちょっと難しかった、ということではないでしょうか。相性の良しあしもありますしね。作者がその本を書いていた時の背景が、たまたま今の自分(読み手)にピンとこなかったから心に響かなかった、とか。なんだかわかりにくい表現でごめんなさい。

本読むのは楽しいけど、感想をわかりやすく書くのはとてもむつかしいです。小学生頑張ってますね、夏休みの宿題、読書感想文。私、苦手でしたわあ。
Commented by sakae2009 at 2018-11-05 20:13
何か難しいそうな本ですね。
途中でやめるということなく頑張って最後まで読まれましたね、感心しました。
Commented by ukico32744 at 2018-11-06 08:30
> NOEMIさん、
この小説、LGBTが土台にあって、最初の二人の関係がとても「密」なのです。
大人になるにつれて、関係は希薄になるけれど、その分、往復書簡のやり取りは
さらに濃くなっていくような。。
わたしは、わりと人間関係で「濃い関係」を築くのが苦手なほうなので、この小説の世界は
自分の理解しがたい世界なのでした。

ほんとにね、学生時代、感想文書くのって、苦しかったですよね。
今でも手が止まり止まり書いてますが、忘れっぽくなったわたしの備忘録でもあるの。
苦しまぎれのときもありますが、あとから読む方が期待しながら読むのを頭に置いて
書きたいな、と思ってますが。。(^-^;

Commented by ukico32744 at 2018-11-06 08:33
> sakaeさん、
難しくはないのですよ。
わたし、難しそうに書いてしまいましたね。
いつもすらすら読めてる本が、どうも進まなくて、途中で何度も止めようかと
思いながら読んだので、ちょっと頑張った感があるのです(笑)
Commented by M at 2018-11-06 09:16 x
私もこう言う内容は苦手かもなぁ。
女性2人の高校から40代までかぁ。
たくさん本を読むと中には合わない本ってありますね。
私は、本を選ぶときは装丁デザインとタイトルでピンと来たものを
選ぶのですが、やっぱり、外れることが多いですね。
Commented by 01914383i53678 at 2018-11-06 09:24
装丁が綺麗だったので、気になっていた本です。
でもまだ手にする機会がなくて。
往復書簡で進んで行くんですね。
縁があったら、読んでみようかな。
Commented by ukico32744 at 2018-11-06 16:40
> Mさん、
三浦しをんさん、嫌いじゃないので、新刊出るたびにチェックしてるのですが、
ここしばらく、読みたいなーという感じのものがなかったのです。
これは、合わないかもと思いつつ、本の帯の文章にコロッとね(笑)
装丁とタイトル、これ大事!
そういう意味では、「ののはな通信」は甘すぎで、少女趣味かな、とも思います。

Commented by ukico32744 at 2018-11-06 16:47
> ちぃさん、
わたしの中の「当たりハズレ」は、他の人には当てはまらないものなので、
機会があったら、読んでみてください。
この小説、レビューを読んだら、とても感動した!という声が多いです。
なので、わたしの感想はスルーして、この小説の世界を感じてくださいね。

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