2018年 05月 17日 ( 1 )

ある日の読書『たゆたえども沈まず』

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たゆたえども沈まず  原田マハ


薄幸な画家フィンセント・ゴッホの生涯を、原田マハさんが、ドラマチックに風味付けをした
フィクション小説です。


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去年の9月に、「ゴッホ展巡りゆく日本の夢」を観に行きましたが、
その展覧会の内容と、この小説は絶妙にシンクロしてると思いました。


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ゴッホは、パリの画商の店で大量の浮世絵を目にして、ジャポニズムの世界に魅了されます。

オランダからパリに出て来てからのゴッホの作品は、浮世絵の構図や色彩の影響を色濃く受け、
後に、ゴッホを偉大な画家と称える作品を、身を削りながら、がむしゃらに描き続けます。

ゴッホの弟テオ、日本の美術商林忠正らに支えられ、ゴッホはギリギリの精神状態で
大作を生み出していくのですが。。


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ゴッホが亡くなったのち、今度はゴッホの作品に魅せられた日本の画家たちが
ゴッホの聖地へと巡礼するさまは、ゴッホ展で学んだことです。

ゴッホと日本の深い縁は、時が経っても、”たゆたえども沈まず”なのですね。(^^;

ゴッホ展をご覧になったかたには、興味深く共感しながら、
しかも、わかりやすく、この小説の世界に浸ることができること、間違いないです。






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by ukico32744 | 2018-05-17 18:27 | ある日の読書 | Trackback | Comments(14)