2018年 11月 05日 ( 1 )

ある日の読書『ののはな通信』

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ののはな通信  三浦しをん


三浦しをんさんの小説では「まほろ駅前多田便利軒」や「舟を編む」「風がつよく吹いている」が、
かなり好きです。

いろんなジャンルを書かれてるので、自分の中で「当たりハズレ」のふり幅が大きい小説家さんでもあります。

今回の「ののはな通信」、タイトルが好みじゃないけれど、
本の帯の「売り言葉」に気持ちがなびきました。
だって、「女子大河小説の最高峰」ですよ!
なにか壮大なものを感じるじゃないですか。

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女子高校生、”のの”と”はな”の往復書簡形式で、小説は進んでいきます。
時を経て、ふたりは40代となりますが、
二人の関係性は変わっても、互いを信じあう気持ちは変わることなく、
手紙やメールを、双方送り続けます。

初めから終わりまで、手紙、メールのやりとりのみの小説って、ちょっと息苦しいです。。
手紙って、凄く私的なものだから、二人の世界をのぞき見してるような感じになってくる。

時が経つにつれて変化する環境や気持ち、また変わらずに抱えてる思いなどを、
お互いの手紙やメールというツールでしか、汲み取ることが出来ないので、
歳を重ねるほど、そのやりとりは果てしないものとなる。

いつになったら、「女子大河小説の最高峰」とやらになるのだろう、と思いつつ読み進めるも、
この果てしない感じが、大河小説っぽいのだろうか、と、
読み終わった時に、ストンと腑に落ちたりもしました。

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とても我慢して、頑張って、最後まで読んだ気がします。

作家さんの渾身の小説を、あまり理解できなかったのは、絶対に読み手(わたし)の力不足です。

巷に溢れる膨大な書籍の中から、縁あって手に取ったものは、
「面白くなかった~」と、ひと言で済ませたくないのもあり、
どうにか、わたしなりにまとめた感想なのでした(汗)



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by ukico32744 | 2018-11-05 18:30 | ある日の読書 | Trackback | Comments(8)