カテゴリ:ある日の映画( 54 )

ある日の映画『日日是好日』

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日日是好日
にちにちこれこうじつ)


一緒に観に行ったオットが「実は今まで”ひびこれこうじつ”って読んでたんだよね~」と。

うむ。それは少し知識不足というのではないかね?
というわたしも、鎌倉の禅宗のお寺さんをお参りするようになってから、
本当の読み方、知ったけどね(笑)

茶道教室に通い続けた約25年の日々を綴った映画で
主人公は黒木華。
茶道の先生は、言わずもがな、樹木希林さんです。

ところで、黒木華は「くろきはる」なんだってね!?
わたし「くろきはな」と、思ってたの。
オットに聞いて、ビックリしたわ。(^-^;


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希林さんが出演していたので、観に行った映画です。

ストーリーを追うより、目は完全に希林さんを追っていました。

マンションお向かいのフレンド(77才。喜寿バンザーイ‼)も、先日映画を観に行ってきたそうで、

「あの映画、希林さんの息づかいっていうの?
すごく感じたわ。
希林さんの空気が全ての映画だわ。」と。(by フレンド)

うむ。わかるわぁ~。

希林さんが出演することで、良くも悪くも”ぽわん”とした映画が、キュッと締りましたもの。


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茶道の美しい所作や、四季折々の小物使いには、見惚れるものがありました。

余談ですが、梅雨時の季節のお菓子で登場した、アジサイをあつらえた和菓子は、
北鎌倉「御菓子司こまき」さんが作られたものと思うのです。

わたし、「あ、これは!」と、鎌倉通の直感でわかりました。(*^^)v

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黒木華に多部未華子を合わせても、樹木希林には遥か及ばないという、
希林さんの余りある演技でしたね。





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by ukico32744 | 2018-11-07 17:15 | ある日の映画 | Trackback | Comments(16)

ある日の映画『食べる女』

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映画「食べる女」には、演技も美貌も旬な女優陣が、たくさん出演していますが、
ポスターの半分をキョンキョン(小泉今日子)が占めているということは、
主役はキョンキョンと思われます。

キョンキョンは、この夏から二年間、プロデュース業に専念するらしく、
しばらくお目にかかれなくなるので、見納めキョンキョンということで、
この映画を観てきました。

キョンキョン演じる「とんこさん」は、
とんこさんちに集まる女性たちの身に起こるいろいろを
大らかに見守り、心の疲れを癒す「止まり木」のような存在。

実生活でも、そうなんじゃないかな~、と思うの。
キョンキョンって。





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キョンキョン、2年間お休みということは、
大好きな鎌倉ドラマ、「最後から二番目の恋」の続編も、当分期待できないってことなんだわ。


とても残念だけど、誰にでもブレイクタイムは必要よね。

滋養を取って、新しい方向へ精力的に活躍してほしいです。








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by ukico32744 | 2018-10-07 17:00 | ある日の映画 | Trackback | Comments(12)

ある日の映画『きみの鳥はうたえる』そして希林さんありがとう

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きみの鳥はうたえる

函館出身の故佐藤泰志の同名小説を映画化したものです。

佐藤泰志さんの函館を舞台にした小説を映画化した、
「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」を
函館三部作といいますが、「きみの鳥は歌える」は、小説の舞台の東京を函館に移し映画化し、
函館四部作目とも云える映画になりました。

三部作を観たわたしとしては、この映画も絶対逃せないと、ひょこひょこ出かけて行きました。

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この映画は函館の市民映画館シネマアイリス開館20周年を記念して製作され、
全編オール函館ロケで、函館嗜好が強い映画です。

函館の映画好きの熱い想い入れが、ひしひし伝わる映画でもあります。

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書店で働く僕(柄本佑)、
「僕」と同居している失業中の静雄(染谷将太)、
「僕」と同じ書店で働く佐知子(石橋静河)。

主人公の役者さん三人が、函館の街になんなく染まって、
大人になる前の、無秩序で無責任な青春の一ページを、
三人三様の感性で表現してます。

佐知子役の石橋静河が、瑞々しくて魅力的。
自由奔放さが、とても惹きつけられます。
もともとコンテンポラリーダンサーの彼女は、石橋凌と原田美枝子のDNAを見事に発揮して、
「静」と「動」、どちらもとても「絵」になる人です。

この人の顔と名前、どこかで見たことあると思いきや、「半分青い」の律の元妻であった。
「半分」に出てるときの,固くて無表情さが印象的な演技と真逆の彼女。
この映画での静河さんが、羽根が映えたように自由なので、
そのギャップったら!
まるで別人のよう。


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この映画館に、よく希林さんの映画を観にきました。

寂しいです。



晩年は、義理人情さえも削ぎ落として、本当に必要なことやものだけ大切にして、
ご自分の心理に嘘をつかず生きてらした。

一番先に、削ぎ落としてもよかろうな「内田さん」に、最後まで寄り添った。

自分がいっときでも心底愛した人には、とても情の深いかただったのだ。



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by ukico32744 | 2018-09-24 17:33 | ある日の映画 | Trackback | Comments(16)

ある日の映画『万引き家族』

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映画「万引き家族」が、カンヌ映画祭のパルムドール(最高賞)を取ったのは二か月前ですが、
もう、久しい気がします。
満を持して、というか、今日やっと観に行くことができました。

話題の映画だけに、評判が先行しすぎて、わたしの期待もかなり膨らんでパンパンな感じ。

とても観たかった映画だったので、充分満足しました。


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やはり2004年にカンヌ映画祭で絶賛された、是枝監督の「誰も知らない」と比べてしまうのですが、
「誰も知らない」を観た時の衝撃は圧倒的なのでした。

ネグレクトで母親がいなくなり、子供たち4人で生きていくという、実話をもとにして作られた映画は、
長男役の柳楽優弥は14才にして、日本人初のカンヌ映画祭で最優秀男優賞を取ったという凄さ。

救いようがない内容に、痛々しいけれど逞しい子供のピュアさが、光ってました。


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映画館は涼しかったけれど、今日は暑いわね~と、
終わったあとにアイスコーヒーで、喉を潤す。

飲みながら、ラストを思い返して、結局不幸を上書きしただけか~、と思う。

儚い誤魔化しの幸せが、これから子供ふたりに大きな影響を与えるのは確か。

エンドロールの曲調が、妙に心に引っかかった。


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by ukico32744 | 2018-07-27 19:38 | ある日の映画 | Trackback | Comments(18)

ある日の映画『モリのいる場所』

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近ごろわたしのマイブームは樹木希林さんである。

嬉しいことに「モリのいる場所」「万引き家族」と立て続けに出演映画が公開されて、
希林さん、宣伝のためにテレビにもちょいちょい出てらっしゃる。

芸能界では希少価値、絶滅危惧種と勝手に分類してるワタシ。
希林さんの役どころと、希林さんご自身にも、目が離せないのだ。

とかく、色褪せぬ若さが、もてはやされている昨今、
50代以降の主演クラスの女優さんは、いろいろやり過ぎて表情がなくなっているし、
役者として面白味に欠けているって、感じるのはワタシだけではないはず。ねっ⁇(^^;

真の女優魂を見せておくれ!って、思うの。(笑)

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30年ほとんど家を出ることなく、庭の植物昆虫などを観察し、描き続けた、熊谷守一さんは
「画壇の仙人」と呼ばれている。

97才でなくなるまで生涯現役だったの熊谷さんの、晩年のある一日を描いた作品で、
希林さんは、50年以上連れ添った奥さん役である。

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映画のイメージからして、寝てしまいそうな気がしたので、朝一番の回で観ることにした。

が、結果しばしば寝てしまった。
いい意味で、子守歌のような映画なの。

モリの一日は長い。うつらうつらして目が覚めても、まだ庭を徘徊するモリの一日は継続中。
変わらぬ一日が、こんな安堵をもたらすなんて。。

希林さん演じるモリの奥さまは、モリの時間を早送りさせることはないけれど、
ピンポイントで、モリに刺激を与える人。

希林さんでなければならない役柄である。

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福音館書店のこの絵本、お子さんが小さい時に、読んで聞かせたかたもいらっしゃるはず。

これ、熊谷守一さんが書いた絵本です。











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by ukico32744 | 2018-06-13 19:10 | ある日の映画 | Trackback | Comments(10)

ある日の映画『君の名前で僕を呼んで』

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時々聴くラジオのパーソナリティーが、この映画素晴らしい!と熱く語ってたので、
なんだか興味が湧いて、観に行ってきました。

北イタリアの避暑地のひと夏の恋。

季節限定の恋は、終わりがあるだけに、急速に燃え上がるのね。

この映画の素晴らしいところは、風景や背景や、全編に流れるピアノのBGMとか、
ストーリーを引き立てるものが主役級というところ。

男の子二人の恋といっても、間違いなく涙の正統派ラブストーリーで、
もう少しパンチやスパイスが欲しい、と思ったのは、わたしが年を取った証拠でしょうか。(*_*;


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ここの映画館のマスコット的なロボット、Pepperくん。

映画のポスターの写真を撮っていたら、こっち見て何か言ったの。

よく喋る子なのよ、この子。(笑)




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by ukico32744 | 2018-05-09 23:04 | ある日の映画 | Trackback

ある日の映画『シェイプ・オブ・ウォーター』

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シェイプ・オブ・ウォーター


今年のアカデミー賞作品賞を取ったこの映画、札幌では数か所でロードショーされてましたが、
いよいよ来週で上映が終わってしまいそうです。

今札幌で上映してるのは、小さなミニシアターのみ。
それも一日一回上映で、17:10開始のトワイライトな時刻から。

主婦にとっては、お出掛けしづらい時間帯ではありますが、今日はオットが飲み会で帰りの遅いのです。

仕事を終え、母のご機嫌伺いをして、それからでも充分出かけられる時間です。

わたしにとって、今日13日の金曜日はラッキーフライデーとなりました♪


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研究材料として囚われた半魚人と、幼少期のトラウマで声が出ないイライザとのラブストーリー。

言葉を理解できない不思議な怪物と、言葉を発せないイライザが、一個のゆで卵で、
心を重ね合わせるシーンが美しい。

「エッグ」をイライザが手話で表すと、程なく怪物も「エッグ」を手で表すようになるのだ。

人間の卑しさ愚かさを、強い感受性で察してしまうイライザは、
本能のまま、純粋なままの不思議な生物に、強い好奇心を持ち、惹かれていく。


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水に漂う浮遊感付きの体感映画とも云えるくらい、ぷかぷかな感覚が尾を引きます。

一日の「いろいろ」という波風が、和らいでゆくような感覚は、
多分夕方に観たせいもあるのでしょう。


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イライザ役のサリー・ホーキンス、凄い美女というわけではないけれど、
佇まいが好きな女優です。

手話の指先がとても美しくて、見惚れました。

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サリー・ホーキンス主演の「しあわせの絵具」も、実はシェイプオブウォーターよりも観たかったのですが、
もう終わってしまいました。

今はもう、全国でも数か所しか上映されてないのですが、
「あっ、うちの近くでやってるよー」というかた、
是非、観てほしいです♪


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by ukico32744 | 2018-04-13 23:48 | ある日の映画 | Trackback | Comments(14)

ある日の映画『blank13』



 

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スリー・ビルボードを観た日、blank13も観たのだった。

映画のハシゴは初めて。

観たい映画オンパレードであったけれど、
観たい優先順位はさておき、
時間的に効率良く観れるベストな組み合わせの、この二つに決定!

blank13は、70分と、映画としてはかなり短めなのと、
邦画洋画と毛色が違うので、
二本連続で観ても、集中力が途切れることはないかとも思ったのだ。



斎藤工が監督(出演もしてる)、高橋一生が主演という、今をときめく二人と、
ダメ男をやらせたら、ピカ一のリリーフランキーさんが親子。

父は突然家を出て、音信不通となって13年。
13年後に会ったときは、すでに余命わずか。

家族は父との13年ものblankは埋められるわけがなく、
父が亡くなってから、自分たちが知らない父のひととなりを知ることになる。





やっぱり映画で70分は、描き切れないのかなーと思った。

気持ちを抑えた抑揚のない場面が多いので、それはそれでいい味なのだけど、
全体的に心情が説明不足がような気がして、物足りなさを感じた。

ダメ父リリーさんの、本領発揮部分がもっと観たかったな。(笑)


好き勝手言ってるね、わたしったら。(^^;


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by ukico32744 | 2018-03-19 19:06 | ある日の映画 | Trackback

ある日の映画『スリー・ビルボード』

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今日は映画のハシゴをしてきた。

いつもわたしに映画の刺激をチクチク与えてくださる、
ブロ友のこじろうママさん、
これを↑観てきましたよ!



今年のアカデミー賞の主演女優賞ほか、いくつかの賞をとったスリー・ビルボード

アカデミー賞作品賞を取った「シェイプオブウォーター」も気になるところだけど、
先に上映が終わってしまいそうな、スリービルボードを観ることにした。



主人公は、7カ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッド。

犯人は一向に捕まらず、捜査状況に腹を立てたミルドレッドは、
片田舎の道路沿いの大きなビルボードに、警察への挑戦とも取りかねないメッセージを出す。

このメーッセージが、街を混乱させ、ミルドレッドは孤立していく。



ミルドレッド、娘を突然奪われた気持ちは、心から察するに余りあるのだけど、
何しろ発言が過激、行動が暴走する。

ミルドレッド、共感できない部分も多々あるのだけれど、
切れる包丁のような鋭利な立ち振る舞いは
嫌いになんかなれない。
むしろ好き。(^-^)

ミルドレッド役で、アカデミー賞の主演女優賞を取ったフランシス・マクドーマンド。

頷けます。





ダークな映画だけど、ユーモアのペーソスもあり、
サスペンスだけど、ハートフルな要素もある。
真逆な感じだけど、観れば「なるほど~」と思うはず。


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そして今日観たもう一本は、
自分の備忘録にするために、カテゴリ「ある日の映画」にタイトルを付けて
別に書き留めることにします。


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by ukico32744 | 2018-03-16 19:29 | ある日の映画 | Trackback | Comments(18)

ある日の映画『人生フルーツ&居酒屋ばぁば』

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人生フルーツ&居酒屋ばぁばのドキュメンタリー二本立て。
そして 伏原監督の記念トーク付き。


前売りを買って、楽しみにしてました。

ワタシ、オット、同じマンションに住むお友達。
このトライアングルで出かけることが、たま~にあります。

人生フルーツは、オットは初めて。ワタシ2回目。お友達は3回目です。



「人生フルーツ」は、札幌では月1回のみですが、いまだに地味に上映が続いている、
超ロングラン映画です。

上映一周年を記念した特別上映は、
「人生フルーツ」のスピンオフ作品ともいえる「居酒屋ばぁば」のおまけ付き。
前売りから大人気で、2回上映になったそうです。

札幌の「人生フルーツ」人気は、絶大です。


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「居酒屋ばぁば」は、「人生フルーツ」のナレーションを担当した、樹木希林さんと、つばた英子さんが、
居酒屋で、または英子さんの自宅で、
和気あいあいの女子会をした模様を撮ったドキュメンタリーです。

希林さんと英子さん、個性はずいぶん違うけれど、いいお話の引き出しを
たくさん持ってらっしゃるお二人です。

面白くならないはずはないのです。



英子さん、修一さんが亡くなっても、ときをためる暮らしは進行形。

暮らしの器である、あのお家で、修一さんと暮らした日々の続きを
今も優しく静かに紡いでいます。


ちょっとこう、自分の暮らしが「雑」になってる時って、あるでしょ?

そういう時には「人生フルーツ」思い出してよ。と、
ワタシは雑なワタシに言いたいです。(^^;



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英子さんが土鍋でコトコト煮込んだシチューが、美味しそうだったよね~と、
映画鑑賞後は、お店でシチューランチ。

ほうれん草と卵。茄子とミートボール。豚肉とじゃがいも。

映画の好みは似てるけど、シチューの好みは、三人三様です💦









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by ukico32744 | 2018-02-20 19:15 | ある日の映画 | Trackback | Comments(18)