カテゴリ:ある日の読書( 102 )

ある日の読書『47都道府県女ひとりで行ってみよう』

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47都道府県女ひとりで行ってみよう  益田ミリ

日本には47都道府県あるのに、全部行かないのはもったいないなぁ。
というわけで、ひとりで全部行ってみることにした。
目標は月に一度の旅。
青森に行ってついでに秋田にも、なんてことはしないで。
毎月毎月、東京からフラッと行くことにしよう。
月に一度ほどの旅で4年かかるが、別に急ぐこともない。
何かを学ぶ、などにはこだわらない。
「ただ行ってみるだけ」の旅。
無駄だったかどうかは、旅が終わってからわかるんだろう。


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21日に介護の資格試験が控えていたワタシは、ゆる~い試験(予想)の勉強にイマイチ身が入らずにいた。
かと言って、しなければしないなりの「オヨヨ」な結果が出るであろうと、容易に想像もつき、
ダラダラとテキストをめくる合間に、ミリさんの本もめくっていた。

この本、再再読くらいかな。
数年経つと、内容もだいたい忘れてるので、いつも新鮮。
っていうか、好きな読み物は、いつも新鮮なのよね。

ミリさんのゆるくて軽い旅行記は、気分転換にはとても良い。
こういう旅に憧れるわたしには、共感度100%である。
頭の中では旅行の青写真は出来ているけれど、現地での行き当たりばったり感が、
ほのぼのとしてイイ感じ。

約4年かけて47都道府県を制覇したミリさん。
かかった金額は220万円ほどとか。(今から13年くらい前のこと)

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数えてみると、わたし、これまでに28都道府県に行ってた。
(中学の修学旅行で平泉に立ち寄った岩手、長崎でホテルが見つからずにしょうがなく宿泊だけした佐賀、
河口湖に30分ほど滞在した山梨。
この三県はビミョーだけど、一応行ったことにする)

山形、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、富山、福井、岐阜、和歌山、鳥取、岡山、島根、山口、
香川、徳島、高知、宮崎、鹿児島。
行ってない県は19県になる。

やはり、南下するほどに、行っていない県が多いなぁ。
でも、数年かけたら、わたしも制覇できるんじゃない!?って思う。
ひとりでも、オットとでも、友達でも、道づれはいろいろだろうけど。

なんか、ひとつ目的が出来た感じで俄然嬉しくなって、やる気が出てきた。
試験勉強のほうじゃなくて、旅のほうに気持ちが行きまくり~💦

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ミリさんは漫画家でもあるので、旅の報告の最後に4コマ漫画が登場する。

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この4コマ漫画が、ど真ん中ストライクなツボである。




報告: 介護の試験も無事終わりまして、28日は終了式です。
期間が長すぎる~と思った講習も、振り返るとあっという間でしたね。




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by ukico32744 | 2018-07-21 17:10 | ある日の読書 | Trackback | Comments(13)

ある日の読書『ウツボカズラの甘い息』

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ウツボカズラの甘い息  柚月裕子


主婦がある日偶然会った中学校時代の同級生から、持ちかけられたうまいビジネスは「罠」だった。
知らぬ間に、巨額詐欺と殺人の容疑者となってしまう。

彼女にはアリバイを立証できるものは何もなかった。

硬派の刑事さんが、ビビビッときた刑事の感を頼りに、解決してくれてほんと良かったわ。


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「うまい話には裏がある」の典型的なお話。

もう、どーして騙されちゃうかなぁ。。と他人事を嘆くわたしも、
喰いついたら最後!の食虫植物のような人に巻き込まれたら、コロッと騙されちゃうのでしょうか。

そういえばわたし、滑舌の良い人、話術に長けた人、とかに圧倒される傾向あるわ。

あぶない、あぶない。(*_*;


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図書館貸出期間2週間ギリギリで、やっと読み終えました。

ミステリーはストーリーの世界に入り込むと、わりとあまり時間掛けずに読めるのだけど、
ちょっと忙しかったのと、あまり好きな感じじゃなかったかな。

次回の柚月裕子さんの作品に期待します。





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by ukico32744 | 2018-07-10 17:37 | ある日の読書 | Trackback

ある日の読書『伊豆の踊子』

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伊豆の踊子  川端康成


3月の静岡旅行で、ぐるり伊豆半島を回ってきた。

雨模様の中、バスで天城峠越えの車中は、
バスガイドさんが「伊豆の踊子」ゆかりの土地を叙情的に説明してくださったのが、
とても印象に残っていた。

で、あの旅の思い出が小さくならないうちに、「伊豆の踊子」を読んでみようと思う。

右が新潮社文庫の「伊豆の踊子」で、左が伊豆のどこかの道の駅で買った踊り子さん絵はがき。

どちらも可愛い踊り子さん♡

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40ページの薄さなので、健康診断の合間に読み終えた。

天城峠で始まり、下田でジ・エンドの学生さんの恋は、あっけなく終わったのだった。


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午後からの健康診断が終わると、極限状態が過ぎて、空腹がマヒしちゃうほど。

そのまま帰ってもいいかな、と思うが、いや、帰れぬと思い返して、
厚焼きのフレンチトーストを食べることにした。

アツアツのお鍋で焼いて、中はトロトロだけど、熱すぎてフハフハって、
なかなか食べられない💦

これって「熱すぎっ!」ってクレームないのかな?

口の中火傷しないように、そぉーと、そぉーと。。


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血圧が上が130って、過去最高の数値である。
今まで100台だったのだけど。。
わたしにも忍び寄る成人病の影。
年々、健康診断ってユーウツになる。 (^^;






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by ukico32744 | 2018-06-27 17:30 | ある日の読書 | Trackback | Comments(24)

ある日の読書『なぎさ』

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なぎさ  山本文緒

久里浜で「なぎさカフェ」という昭和レトロカフェを始めた姉妹。

仲良し姉妹の和みのカフェ物語と思いきや、そうではありません。

シリアスで、どちらかといえばディープなストーリー。

登場人物は、姉妹にたかる親、ブラック企業で働く面々、
損得勘定が全ての世渡り上手。

なし崩し的に生きる人たちが交差して、物語は進んでいきます。

「和み」の要素は少ないのだけど、その少なさがまた希少価値で、
キラッキラ☆光ってます。


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作者の山本文緒さんは、わたしが40代前半に、夢中になって読んだ作家さんです。

恋愛小説なのですけれど、ただの恋愛小説では済まされない深さがありました。

うつ病を発症して、しばらく執筆を休まれていて、2015年に、15年ぶりの長編小説として
刊行されたのが「なぎさ」。

わたしも、山本さんが執筆を休まれたのと同時に、年のせいか(笑)、恋愛ものに急激に興味を失ったこともあって、
この作家さんから遠のいていました。

執筆を徐々に再開されたことは知ってましたが、こんな凄い長編小説を書いていらしたとは驚きました。

執筆の準備期間を含めて3年かけて書いたという「なぎさ」。
もう、長編小説は、これが最後かもしれないと、ご本人が仰ってますが、
何年かけてでも、細々とでも、これからも小説を書いていただきたいと思いました。


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この小説の舞台は久里浜という海街です。横須賀線の終点の駅になります。

好きな鎌倉へ出掛けるときに、必ず乗るのがJR横須賀線。
いつも鎌倉で降りるので、その先の逗子や久里浜には行ったことはないけれど、わたしにはよく聞き馴染んだ町なのです。

本の帯に「久里浜」という地名を見つけて、手に取ったのですが、
「久里浜」の地名が出て来なかったら、この本は読まずにいたかもしれないです。

”ありがとう久里浜~”

って、よくわからないお礼されても困るし。久里浜が。。(笑)

山本文緒さんと再会できたお礼かな。





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by ukico32744 | 2018-06-21 18:40 | ある日の読書 | Trackback

ある日の読書『青空と逃げる』

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青空と逃げる  辻村深月


姿を消した父親。
疑心、恐怖、そして怒り。
母親と息子の逃避行が始まった。


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図書館の二週間の貸出期間中に、すべて読むことができなくて、
ラスト数十ページを残して、時間切れで返却した。

こういうことも、けっこうあったりします💦

仕事がお休みで、朝から映画を観ようと出かけた日、
映画→お友達とランチ。そして友達とバイバイしたあとは、
ブックスカフェに入って、「青空と逃げる」の読み残したクライマックスシーンを読むことにした。

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とある事情で、東京から離れなくてはならなくなった母早苗と息子の力は
四万十、家島、別府、仙台と、追手から逃げるように転々と流浪する。

ここにいて。もう、ここから出て行っちゃだめ!と、読みながら願う。
その土地土地で、早苗と力を、温かく包み込んでくれる人たちに出合うのだ。

何故そんなに逃げなくてはいけない?あなたたちは何も悪くなにのに。

アメリカドラマ「逃亡者」を観たときのような気持ちになって、
ハラハラもしたり。

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わたしが一番ココロを掴まれた土地は「別府」。
ここで、ずっと暮らしてほしいと感情移入した。

そこから、また、違う土地に逃げて、貸出期間終了!チ~~ン💦

続きを。この二人の行方の先を、絶対読みたいと思うでしょ。

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ラストへ向かうにつれて、全てまあるく、いいほうへ治まってゆくのだけど、
こんなに辛い放浪しておいて、あんなにいい人達と、泣く泣くお別れして、
波乱万丈な割に、ラストがあっけないかな。 


自分のハラハラした気持ちの持ってきどころも無くなって困ってしまった。


気丈な早苗と、放浪するたびに逞しく成長していく力に、
これ以上辛い目は合わせたくないという、作家さんの親心と思うことにしよう。

「青空と逃げる」、面白かったです。





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by ukico32744 | 2018-06-15 18:05 | ある日の読書 | Trackback | Comments(12)

ある日の読書『盤上の向日葵』

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盤上の向日葵  柚月裕子


すっごく読みたかったのぉ...この小説。

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その本の図書館から取り置きメールが届いたのが、旅行の前々日である。

帰ってから、速攻取りに行ったのはモチロンであるけれど、果たしてこの分厚い小説、二週間で読める?

介護講習の補講や、母の通院付き添い、旅のblogも書きたいし、旅行のあとはしわ寄せを伸ばすのに、
多忙なワタシだった。

神様、どうかワタシに、疲労が貯まらないカラダと、眠くならない目を、下さいませ。


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山中で白骨死体とともに、伝説の名駒が発見された。
二人の刑事は、伝説の名駒の行方を手掛かりに、天童市へたどり着く。
そこは、孤高の天才棋士が、棋界最高峰を決める対局の場であった。

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社会派ミステリーというのか、ヒューマンミステリーというのか、
この手のもの、すっごく好きなので、ストーリーに夢中になると、そんなに時間はかからなかった。

将棋の世界って、すごく硬派な感じ。
その世界を、女性が骨太なミステリー小説に仕上げたことが、まず凄いと思う。

読み始めから、犯人はだいたい見当がついているミステリーは、
どうして、そうなってしまったのか、の、人の深い闇が読ませどころなのだ。

骨太だけど、このオチはやっぱ女性が書いたものだなぁと、感心させてくれるあたり、
柚月さんって、「うまい!」って、一言で言える作家さんだ。

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返却二週間の壁を克服して、次の待つ人へと返却したわ。

ヤッホー♪な気分 !(^^)!







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by ukico32744 | 2018-06-08 18:10 | ある日の読書 | Trackback | Comments(18)

ある日の読書『たゆたえども沈まず』

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たゆたえども沈まず  原田マハ


薄幸な画家フィンセント・ゴッホの生涯を、原田マハさんが、ドラマチックに風味付けをした
フィクション小説です。


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去年の9月に、「ゴッホ展巡りゆく日本の夢」を観に行きましたが、
その展覧会の内容と、この小説は絶妙にシンクロしてると思いました。


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ゴッホは、パリの画商の店で大量の浮世絵を目にして、ジャポニズムの世界に魅了されます。

オランダからパリに出て来てからのゴッホの作品は、浮世絵の構図や色彩の影響を色濃く受け、
後に、ゴッホを偉大な画家と称える作品を、身を削りながら、がむしゃらに描き続けます。

ゴッホの弟テオ、日本の美術商林忠正らに支えられ、ゴッホはギリギリの精神状態で
大作を生み出していくのですが。。


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ゴッホが亡くなったのち、今度はゴッホの作品に魅せられた日本の画家たちが
ゴッホの聖地へと巡礼するさまは、ゴッホ展で学んだことです。

ゴッホと日本の深い縁は、時が経っても、”たゆたえども沈まず”なのですね。(^^;

ゴッホ展をご覧になったかたには、興味深く共感しながら、
しかも、わかりやすく、この小説の世界に浸ることができること、間違いないです。






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by ukico32744 | 2018-05-17 18:27 | ある日の読書 | Trackback | Comments(14)

ある日の読書『コンビニ人間』

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コンビニ人間  村田沙耶香


連休後半、北海道はスッキリしないお天気が続きました。

家の中で、ゆっくり過ごした方も、多いことでしょう。

あまり読む時間は取れなかったけれど、この本は薄いので、
GW中に、ちょうど読み終えました。


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「コンビニ人間」は、2016年上半期の芥川賞を取った作品です。

こういう賞を取った作品は、集中的に図書館の予約が殺到します。

”すぐにでも読みたい興味深々もの”と、”いつかは読んでみたいもの”に分類すると、
自動的に、わたしの頭の中で「コンビニ人間」は、いつかは一度読んでみたいもの、と仕訳けられました💦

時は二年ほど経って、「いつか」と仕訳けられた「コンビニ人間」を
図書館の棚で発見します。

本と目が合うとは、このことです。

こういうふうに目が合って選んだ本が、面白かったりすると、とても嬉しくなりますね。


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コンビニに18年間アルバイトしている、36才の未婚(彼氏歴なし)の女性が主人公です。

小さい時から、適応障害ぎみのところがあり、ものの考え方が、少しずれています。

そういう彼女が正社員として働く場などなく、コンビニアルバイトをし続けるうちに
18年が経ってしまいました。

彼女にとって、まさに「コンビニ」は、ヘンな自分から、
まっとうな自分へ変身できる、唯一無二な場所。
コンビニのマニュアルが、彼女に絶対な安心感をもたらします。
コンビニという小さい宇宙の中が彼女の全てで、
食べることも、寝ることも、翌日コンビニで働くためにあるようなもの。


ある日、コンビニのアルバイトをクビニなった、ヘンなことでは一枚上手の男子に、
コンビニ的な生き方を「恥ずかしいこと」だと、突き付けられ、、、、


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著者の村田沙耶香さんも、賞を取った当時、週に三日コンビニで働いていたという人です。

村田さん自身が、主人公のモデルではないとしても、
村田さんのエッセンスの少しを、主人公に投影してるのではないかしら。

コンビニ小説?として、オモシロ可笑しく読めますが、
掘り下げると、現代社会のゆがみ、みたいなものを感じる、深い小説らしいです。

が、わたしは掘ったりしないで、ただただオモシロ可笑しく読ませていただきました。(^^;




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by ukico32744 | 2018-05-06 16:13 | ある日の読書 | Trackback

ある日の読書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬  若林正恭


若林正恭さんは、お笑いコンビ「オードリー」の、あの若林くんなのです。

近ごろは家電のCMで、杏ちゃんと仲良し夫婦役でお目にかかるだけで、
わたしは、あまり見てないけれど。

芸人さんが、マルチな活躍されてるパターンはけっこうあるのですけど、
執筆されてるなんて、チョー驚きでした。

これは2作目で、キューバをひとり旅した旅行記です。


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2016年、マネージャーから、今年は夏休みが5日取れそうです。と云われ、
念願のキューバへ行けないかと、思ってみた若林くん。

スマホで羽田⇔ハバナ間の往復の空席を検索すると、なんと空席が1席。
これは「行け!」ということだと、迷いもなく即決ポチる。

わたしも、そのような状況であれば、ポチる。まずポチってみてからあれこれ思い悩むわ(笑)


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旅で見るもの聞くものは、すべて格別なんだけど、そこに「出会った人」が加味されると、
面白味というスパイスが効いた、豊かで極上の旅になるね。

君は東京では「人見知り」「自意識過剰」という固いガードを身に付けてるけれど、
キューバでは、そんなもの必要ないしね。

キューバの君は、実にタフでナイスガイだったよね。

行きたいと願う情熱に蓋をしないで良かった。


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芸人さんの書いたものだからさぁ。。って、読み始めると、ガツン‼ってパンチくらうよ(笑)

オレ流の旅の流儀を貫く、立派なトラベラーなのよ。


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この本を教えて下さったブロ友さんに感謝します。
しばらく更新されてませんが、お元気かしら。(^-^)







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by ukico32744 | 2018-04-27 18:45 | ある日の読書 | Trackback

ある日の読書『砂上』

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砂上  桜木紫乃


桜木紫乃さんは、北海道江別市在住の小説家です。
江別はわたしの住む町の隣り町です。
直木賞も受賞された人気作家さんと、イオンなんかでバッタリ会ったらどうしよう。。
ありそうで、なさそうな「たられば」。(^^;

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舞台は江別市。主人公令央(れお)は江別駅前のビストロエドナで細々と働いている。
文章を書くことがだけが、自分の存在価値であるかのように、
情熱や野心を押し殺して、書きながら日々が淡々と鬱々と過ぎてゆく。

その主人公の前に、ひとりの女性編集者が現れる。
編集者は令央が出版社に投稿したものを全て読んでいた。
そして
「主体性のなさって、文章にでますよね」と。

冷徹な編集者が、令央の心の奥に眠っている何かに灯を付けた。

令央は、母が墓場へ持っていったある秘密を書く決心をする。

「読んだ人が本当かもしれないと思う嘘をつけ」

編集者は、とことん令央を追い詰めてゆく。


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小説の背景は、隣り町江別。
ビストロエドナも実在するお店です。

タイトル「砂上」は、静岡の中田島砂丘のこと。
桜木さんが実際2回足を運んで、物語の核となる場所にしたという。

リアルとフィクションが混同して、主人公令央と桜木紫乃さんが重なって見えてくる。

これは私小説?

桜木さん自身が葛藤しながら物語を生み出す姿を、主人公玲央に投影しているんだ。
そう信じてしまう迫力が、この小説にはあるんです。

リアルな虚構のストーリーに、気持ち良く騙されながら、少しの間没頭しました。






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by ukico32744 | 2018-04-25 18:14 | ある日の読書 | Trackback | Comments(14)