カテゴリ:ある日の読書( 118 )

ある日の読書『イトウの恋』

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イトウの恋  中島京子

わたしの数少ない手持ちの1冊です。
持っているってことは「かなり好き」な小説ということです。
再再読くらいですかね。久しぶりに読んでみました。



先日ブロ友さんがblogで「日本奥地紀行」を紹介していました。

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明治維新間もない頃に、イギリス人女性研究者イザベラ・バードが
日本の奥地を旅をして記録したもの。

西洋人を見たこともない人たちが住んでいる奥地に入るため、
日本人案内兼通訳として、青年「伊藤」を雇い、東北・北海道を見聞した記録は
西欧との条約改正交渉にも影響を与えたのではないか、とも云われています。


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あ、イザベラ・バードだ!

わたしの知ってるイザベラ・バードは、「イトウの恋」のイザベラ・バードなのでした。


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中島京子さんの「イトウの恋」は、イザベラ・バードと青年イトウのお話です。


新米中学校教師久保が、実家の納戸に埃を被って置かれていた、曽祖父の古いカバンの中から、
古い手記を見つけます。
それはイトウが、ある人に宛てた手記でした。

久保はイトウの孫の娘にあたる人気漫画家を捜し出し、
顧問の郷土部の部員たちを巻き込みながら、古い手記の謎解きを始めます。

物語は現代と明治を、
また、ノンフィクションとフィクションを交差しながら、ドラマチックに動きますが、
結末はじんわり波紋が広がるような静けさ。

この小説、イザベラ・バードの人間性や、若いイトウの情熱部分のイメージを壊すことなく、
ストーリーの肉付けがスケールを大きな小説にしています。

紀行ものとしても、ラブストーリーとしても、謎解きものとしても、
どの角度からも楽しめます。

何度目かでも、毎回面白さに感動できる小説です。

面白い!って、小説には重要ですね。


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実はイザベラ・バードと通訳伊藤のお話は、まだあるのです。

「ジャーニーボーイ」

まだ読んでませんが、この小説も是非読みたいです。


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by ukico32744 | 2018-11-13 19:32 | ある日の読書 | Trackback | Comments(18)

ある日の読書『一度だけ』

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一度だけ  益田ミリ


ひな子と弥生は、独身アラフォーの姉妹である。
派遣社員と介護職のふたり。
現実は未来予想図とは違い、厳しいものだけど、
理想の生活を捨てたわけではないのだ。

ひな子はリッチな叔母のお伴でブラジル旅行に出かける。
弥生は、ひな子の旅行中の間に、毎日ひとつ、新しいことをやってみようと試みる。

それぞれ非日常を味わう一週間である。

一週間の、ちょっとした冒険で、二人は気持ちのバージョンアップをしたようだ。

ままにならないことも多々あるけれど、今ある日常を受け入れ、
その日々を愛おしいと思わなければ、苦しい顔つきの自分と、
毎日戦わなければいけない。
現実をしっかり踏みしめた先に、何かが待ち受けていることがあるのだから。

というような感情へシフトするのは、バージョンアップと言ってあげたいね(笑)

二人の母親は誰に相談するでもなく、60代にして、スルリとやりたかったことを成し遂げる。
コツコツ貯めた「へそくり」が、役に立つ時が来た。(^-^;

「満を持して」って言葉があるけれど、潮が満ちる時は人それぞれなのだ。

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二日くらいで、サラサラ読めた本です。

ミリさんの、心理をあまり深く掘り下げない、あっさりした文章が好きなのです。


















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by ukico32744 | 2018-11-09 10:00 | ある日の読書 | Trackback | Comments(12)

ある日の読書『ののはな通信』

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ののはな通信  三浦しをん


三浦しをんさんの小説では「まほろ駅前多田便利軒」や「舟を編む」「風がつよく吹いている」が、
かなり好きです。

いろんなジャンルを書かれてるので、自分の中で「当たりハズレ」のふり幅が大きい小説家さんでもあります。

今回の「ののはな通信」、タイトルが好みじゃないけれど、
本の帯の「売り言葉」に気持ちがなびきました。
だって、「女子大河小説の最高峰」ですよ!
なにか壮大なものを感じるじゃないですか。

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女子高校生、”のの”と”はな”の往復書簡形式で、小説は進んでいきます。
時を経て、ふたりは40代となりますが、
二人の関係性は変わっても、互いを信じあう気持ちは変わることなく、
手紙やメールを、双方送り続けます。

初めから終わりまで、手紙、メールのやりとりのみの小説って、ちょっと息苦しいです。。
手紙って、凄く私的なものだから、二人の世界をのぞき見してるような感じになってくる。

時が経つにつれて変化する環境や気持ち、また変わらずに抱えてる思いなどを、
お互いの手紙やメールというツールでしか、汲み取ることが出来ないので、
歳を重ねるほど、そのやりとりは果てしないものとなる。

いつになったら、「女子大河小説の最高峰」とやらになるのだろう、と思いつつ読み進めるも、
この果てしない感じが、大河小説っぽいのだろうか、と、
読み終わった時に、ストンと腑に落ちたりもしました。

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とても我慢して、頑張って、最後まで読んだ気がします。

作家さんの渾身の小説を、あまり理解できなかったのは、絶対に読み手(わたし)の力不足です。

巷に溢れる膨大な書籍の中から、縁あって手に取ったものは、
「面白くなかった~」と、ひと言で済ませたくないのもあり、
どうにか、わたしなりにまとめた感想なのでした(汗)



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by ukico32744 | 2018-11-05 18:30 | ある日の読書 | Trackback | Comments(8)

ある日の読書『すべて忘れて生きていく』



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すべて忘れて生きていく  北大路公子


明日から、三泊四日の旅にでます。

オットと、秋も深まるみちのくふたり旅です。(気が付けば、演歌が似合うお年頃になりました 笑)

旅に出るときは、着替え、洗面道具、その次の次の次くらいに「本」が大事。

どちらかというと、布団が変わると寝つきが悪いほうです。
なので、睡眠導入剤ともなる「本」が必要なんです。


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軽い文庫を図書館で物色してたらば、北大路さんの新刊本が「おいでおいで」と言ってる。

文庫オリジナルの新刊本、「すべて忘れて生きていく」

人生いいことだけ覚えとく、じゃなく、いいことも悪いことも、すべて忘れて生きていく、って、
潔いじゃないですかー

タイトル気に入った! これにしましょう。

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北大路さんは、北海道出身のフリーライターです。
北海道新聞にも、時々エッセーを載せていて、道民にはお馴染みと思うのですが、
さて、道外の知名度は、いかがなものか。。?

北大路さん、フリーライターであるのに、自分の著書や書いたものをまったく保管していないという。
いくら、すべて忘れて生きていくといっても、
生業(なりわい)さえも、過ぎてしまえばたたの言葉の連なり。
潔すぎるにもほどがあるでしょう(笑)


北大路さん、ダメダメでゆるゆるな日常を、惜し気もなく披露して、
読み手は、笑ったりしんみりしたり、共感したり、どーなの!?、そこ?って、激を飛ばしたくなったり。
ひとくくりで言うと「そうとう面白い」エッセー本、と思うのです。


十数ページ読んでみて、感想はこんな感じ。

あとは、旅の途中で読みましょう。



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by ukico32744 | 2018-10-18 18:51 | ある日の読書 | Trackback

ある日の読書『その話は今日はやめておきましょう』


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その話は今日はやめておきましょう   井上荒野(いのうえあれの)


趣味のクロスバイクを楽しみながら、定年後の穏やかな日々を過ごす昌平とゆり子。
ある日、昌平が交通事故で骨折し、家事手伝いの青年、一樹が通うようになる。
息子のように頼もしく思っていたが、ゆり子は家の中の異変に気づく…。



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この小説、事件とか、殺人とか、暴行とか、物騒な言葉は、出て来ないし、
サスペンスでもミステリーでもないのだけど、
日常の中で、ありえる危うさを凄く感じてしまって、
読んでる間中、ザワザワ感が拭えなかった。

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分別のある72才と69才の夫婦が、素性も良く知らない青年を信じ切ってしまうことは、
傍から見ると、ありえないことなのだけれど、
小説を読んで行くと、「あー、あるかもしれないね~」と思っちゃう。
世の中、正しほうだけ見て歩いてきた人は、人を疑うことは、
自分を否定することと同じなのだ。

一方、気分にムラがあり、仕事が長続きせず、何をやってもうまくいかないと、
常に世の中の隅っこにいるような気がしてならない一樹。

昌平とゆり子のことを、心の中で「じいさんばあさん」と呼んでいる。

ある日悪気がないのに、やってしまったこと。
悪気がないのに、やってしまったことは、悪いことなのだろうか。

一樹は、歪んだ正当性から、さらに大胆になっていくのだ。


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新聞の書評を読んで、とても興味が湧いた小説です。

井上荒野さん、前に数冊読んだことがあると思ってましたが、別人28号!(笑)
他の作家さんと勘違いしてたみたいです。

ウィキペディアなどでこの作家さんを調べると、荒野さんのお父様は、小説家井上光晴でした。

井上光晴は、瀬戸内寂聴さんと、ただならぬ恋をしたかたで、
寂聴さんが仏門に入ったのは、井上光晴さんと別れたため、らしいです。

それは、それ。
この小説とは、ぜんぜん関係ない話ですよ。



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by ukico32744 | 2018-10-15 18:07 | ある日の読書 | Trackback | Comments(14)

ある日の読書『きのう、きょう、あした。』

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きのう、きょう、あした。  つばた英子

英子さん、新しい家電を、少しづつ揃えているようですよ。
娘さんが心配して、揃えてくれるようですが。。
ホームベーカリーもその一つで、パン好きの英子さんには
実用的で嬉しいですね。

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ひでこさん、ご主人の修一さんが亡くなって、しばらくぼんやりした日々を過ごしていたみたいですが、
気持ちの中で、何かが小さく弾けたのでしょう。
いえ、弾けたというか、気持ちにケリをつけた、というのが
合ってるかもしれないです。

修一さんがいなくなったことを受け止め、また前のような暮らしを始めた英子さん。
土を耕し、作物を育て、収穫していただくという暮らしのリズムが、
英子さんのカラダにしっかり沁みついていて、
そうすることが、ご自分の元気を取り戻すことであり、
修一さんの意志を次の世代に繋なぐことだと、
働き者の小さな背中が、語っているようです。

「居酒屋ばぁば」で共演した希林さんが、鬼籍に入り、
英子さん、気落ちしてないか少し気掛かりです。

英子さんと希林さんは、共感しあい共鳴しあっていたように見えて、
共演後も、なにかしらの交流があったのではないか、と想像ですが、
きっとそうだと思うんです。








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うちのホームベーカリーは、お義母さんからの借り物ですが、
けっこうヘビロテしてます。

英子さんのパンと膨らみが違うよねー💦

と、モタモタ写真に撮ってるうちに、ますます萎んでいく、我れのパンなり。(^^;





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by ukico32744 | 2018-10-12 22:30 | ある日の読書 | Trackback | Comments(18)

ある日の読書『痛い靴のはき方』

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痛い靴のはき方  益田ミリ

数冊図書館から借りてきたとき、あなたなら、何から先に読みますか?

やっぱり、一番ワクワクするものから、でしょ!?

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益田ミリさん。
イラストレーター。40代後半。
未婚。彼氏あり。
旅とおやつで、自分の世界は回っている気がする、とエッセーに書いてある。
確かに、旅とおやつの話題が多いわ。

人とのお付き合いで、イヤなこともあるでしょ。
気の乗らない仕事もあるでしょ。
いいことと良くないこと、絶妙なバランスの大人社会を、わたしたちは過ごしているのだけど、
マイナス部分は、さておき、主に、幸せと感じる部分に焦点を当ててみた、

そんな感じのエッセーです。

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日常は感じ方で、面白くもなったり、つまらなくなったりもするもの。
どうせなら、わたしの日常をつまらないものにしたくない。

なので、日常の足あととなるblogも、つまらないものにさせないように
書いていきたいなぁ、と思うけれど、さて、どうだろうか。。




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by ukico32744 | 2018-10-09 18:38 | ある日の読書 | Trackback | Comments(20)

ある日の読書『生きるとか死ぬとか父親とか』

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生きるとか死ぬとか父親とか  ジェーン・スー

20年前に母を亡くし、気が付けば父は80才、娘(ジェーン・スー)は40代半ば。
一時は絶縁寸前までいったけれど、いま父の人生を聞いておかなければ、一生後悔する。
父と娘をやり直すのは、これが最後のチャンスかもしれない。(本の帯より)


先日、北海道のFMラジオにゲストとして出演されてた番組を、たまたま聴いて、
歯に衣着せぬ語り口調が魅力的で、
このかたの本、はやく読みたいな、と待ち焦がれていた一冊です。

ジェーン・スーさんって、予備知識まったくなくて、名前からして台湾か香港のかた?と思いきや、
正真正銘の江戸っ子で、お仕事は作詞家、コラムニスト、そして、
ラジオのパーソナリティもやってらっしゃる。
どうりで、感心するほど「喋り」が上手だったわけだ。


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多忙なジェーンさんとジェーンさんの父は、20年前に亡くなった「ママ」のお墓参りに
連れだって行くのが、ずっと習慣になっているようだ。
墓参りのあとは、ファミレスで休憩。
これもずっと習慣になってること。

とても仲がいいと云える間柄ではないにしても、
やはり高齢の父のことは気がかりで、何かにつけて父を誘い出し、
ご馳走し、買い物をし、父のご機嫌を取りつつ、父の人生を聞き出していく。

このお父さん、一筋縄ではいかない、やんちゃなお父さんで、
ジェーンさんが手綱を緩めると、金銭面でけっこう暴走しはじめるようだ。
緩めたり、ギュッと締めたりしながら、上手く操縦してる様子は
20年前に亡くなったママの気質を、そっくりそのまま受け継いでるのだと思う。

ママのことを大好きだったお父さんは(ほかにも女性関係は多い人だったようだけど)、
心の中で、そんなジェーンさんをママに重ねて見てるようにも思えたり。。


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ジェーンさんとお父さん、お互いにキャラが立つ性格で、ああいうえばこう言うの
やり取りがとても面白い。
その場その場の臨場感もあって、文章を書いても、言葉にして語っても、
とても頭がいい人なんだわ、良くわかる。

なにしろ、この本の活字がやや大きく、行間が広くて、とても読みやすかったのだ。

近ごろは、ここもまた重要視しなきゃいけない所です。(^^;








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by ukico32744 | 2018-09-30 07:49 | ある日の読書 | Trackback | Comments(12)

ある日の読書『公園へ行かないか?火曜日に』

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公園へ行かないか?火曜日に  柴崎友香


以前、柴崎さんの「千の扉」という、古い団地が舞台の小説を読んで、
このかたの低調リズムな文章が、わたしには、とても心地良いと感じたのでした。
文体に相性があるとしたら、かなりいい相性と感じた柴崎さん、
気になる小説家でしたが、「千の扉」の後は読んでないんだなぁ。。

「公園に行かないか?火曜日に」は、柴崎さんの最新刊本です。
書店の新刊コーナーに置かれているこの本を、早速図書館で借りてきました。

この本、本の帯には、小説集と書かれてるので、そのつもりで読み始めると、
軽く裏切られました。


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柴崎さんは2016年、世界各国から作家や詩人やシナリオライターが、アメリカアイオワ大学に集まり、
10週間過ごすIWP(インターナショナル・ライディング・プログラム)に参加しています。

IWPに参加した33カ国、37名は、全員アメリカの外側から集まった作家たちで、
ほとんどが、コミュニケーションするのに不自由な英語を話さなければならないのですが、
日本の小説家「トモカ」は、そのなかでも、
どうやら自分は極端に英語の出来が悪い、と自覚します。

社交上手でもなく、海外渡航歴も少ない「トモカ」が、各国の作家たちと
距離を測りながら、次第に交流を深めていく様子と、アメリカの社会事情とを
その時々の心情や思考を、
思い起こすように丁寧に書かれた内容は、小説より、エッセーにかなり近いものだと思います。


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タイトルの「公園に行かないか?火曜日に」は、短編の一つ目のタイトルで、
作家同志のSNSの「パークに行かない?」というお誘いに
トモカが「行きます」と返事し、
数人で当てもなく歩いた、という話。
なんていうことない話だけれど、作家が数人集まると、それはそれで一つの
深イイお話になるわけです。





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by ukico32744 | 2018-09-26 11:01 | ある日の読書 | Trackback | Comments(10)

ある日の読書『銀河鉄道の父』

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銀河鉄道の父  門井慶喜

天才の父は大変だ!
岩手県をイートハヴにし、銀河に鉄道を走らせた宮沢賢治。
生涯夢を追い続けた賢治と、父でありすぎた父、政次郎との対立と慈愛の月日。

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「銀河鉄道の父」は去年の直木賞受賞作で、この時の芥川賞は若竹千佐子さんの
「おらおらひとりでいぐも」でした。
どちらも宮沢賢治繋がりで、いっとき話題になりましたね。

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宮沢賢治は、詩人、童話作家としてあまりにも有名ですが、
じっさい書いたものを読んだことはないのです。(と思う)
「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「よだかの星」等々、
何回も耳にしたタイトルは、もう読んだ気になっちゃうほどなのだけど、
やっぱり自信を持って、読んだことがないのでした。(笑)

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この小説は、宮沢賢治の父、政次郎から見た、宮沢賢治の生涯を書いた小説です。

宮沢家という経済力のある家庭の長男として生まれ、
小学校のころは神童とまで呼ばれながら、湧いて出る未来のアイデアやシナリオが、
宇宙的であるために、ことごとく、中途で挫折してしまう賢治。
凡人ができることもできない、ただの無職の男になっても、
父政次郎は、賢治の突出した「何か」を見捨てられずに、
陰になり日向になって、最後まで見守ります。

賢治が死と向き合いながら、有名すぎる詩やお話が生まれていく過程を、
政次郎目線で、たんたんと書かれているのが、余計に悲しく感じました。


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来月オットと東北に出かけます。

7年前の東日本大震災の復興応援には、随分と年月が経過してしまいましたが、
観光という名のもとに、震災を忘れてはいないよ、というわたしたちなりの小さな応援です。

宮沢賢治ゆかりの地も訪ねることになるので、勉強がてらに、この小説を読んでみました。
読んでいる最中に、自分自身が「胆振東部地震」を経験するとは、夢にも思ってもみなかったことです。



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6日未明の地震の前日は、台風による強風被害がいたるところで発生してました。

もうその時から、ただならる予兆が始まってたのです。

あの台風がなければ、厚真の大規模な土砂崩れも免れたのではないかと思ってしまします。

起きてしまったあとで、「たられば」を言うのはとても虚しいですが。。







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by ukico32744 | 2018-09-15 19:14 | ある日の読書 | Trackback | Comments(20)